所用があって衣笠駅まで出かけ、帰りに何時も寄る古本屋に寄っていこう
としたが、無いのです。確かこの辺と思いながら行って戻って、無い、 閉店
していたのです。 そういえば、この大通りに面したかなり間口の広い本屋
(新刊本)も無くなってかなりになる、いま駅界隈では小さな新刊本の店が
一軒あるだけになっています。
古本屋も書店も消えていく商店街が多いのではないでしょうか。本好きな
者にとってはさびしいかぎりですが、書籍の流通をめぐっては大型店とか
net販売とか様変りしていることの地域での表れでしょう。
駅周辺ばかりでなく、すこし離れた所も見てみようと20分ほど歩いて、「本」
という看板に出会いました。ガラス戸を開けて入ると誰もいません、すると奥の
戸が開かれて男の人が出てきました。 普段は客もほとんでいないせいでしょう、
店番はいないのか? という感じ。山道にある茶屋で、「頼みまーす」と声をかけ
ると 「はーい」 といって出てくる感じ。
そんなことで、ついその店で買ったのが 『ビブリア古書堂の事件手帖』 です。