『ビブリア古書堂の事件手帖』 第一話は漱石の『それから』にまつわる話。
それが、なぜ木瓜の花か?
漱石の句
木瓜咲くや漱石拙を守るべく
が岩波文庫の『それから』の「解説」で紹介されています。 そして、
こんな注は、同文庫『漱石俳句集』にあるものです。
「世間には拙を守るという人がある。この人が来世に生れ変るときっと木瓜に
なる。余も木瓜になりたい」(『草枕』)
節ではなくて拙であるところが漱石なのです。
『ビブリア古書堂の事件手帖』 第一話は漱石の『それから』にまつわる話。
それが、なぜ木瓜の花か?
漱石の句
木瓜咲くや漱石拙を守るべく
が岩波文庫の『それから』の「解説」で紹介されています。 そして、
こんな注は、同文庫『漱石俳句集』にあるものです。
「世間には拙を守るという人がある。この人が来世に生れ変るときっと木瓜に
なる。余も木瓜になりたい」(『草枕』)
節ではなくて拙であるところが漱石なのです。