鎌倉七里ガ浜にこもる（３） さて夕方だ、ドガティ君、出かけましょう

自宅から徒歩ですぐの圏内にこもる１日。ついに夕方になった。

ではドガティ君、出かけましょう。



今日はどこへ向かいましょうかね。

北方向で山ですか？

南方向で海ですか？



どちらでもなく、近所を歩くことになった。

ドガティ君は七里ガ浜テニスクラブに入会を希望しているそうだ。



テニスクラブ入会というよりは、テニスコートに入り、テニスボールを追いかけたいらしい。



「テニスボール噛みたいなぁ・・・」



コートには入れてもらえないので、仕方なく落ち葉で遊ぶ。



今度は坂道を上る。



あ、これは！



「おかーさん、これは先生のところですね！！」



うれしいらしい。

獣医さん（七里ガ浜ペットクリニック）が大好きという変なイヌ。



「ダハダハァ～♪」と嬉しそうに歩いている。



勢いがついてきた。ほとんど走っている。



「こんにちは先生、入れてください、ドガティです！」



「先生、診察室の中にいるですか？」



「先生、なぜに返事ないですか？」



「ボクは診察室大好きです」



「おーー、やっと診察室に入れてもらった。触ってもらってうれしい♪」



「はしゃぎすぎて、おかーさんにだっこされてしまった。それもうれしい♪　なんでもうれしい♪」



「おもしろいな、ここ」



「診察台も大好き♪」

うるさいので、診察は早めに終了。



大好きな浄化センターが見えてきた。なんでも大好きなワンコ。

早く行きたいので引っ張る。



「早く出してください、ボクの運動用リード」



「おかーさんについて歩く。ルンルンルン♪」



「走る！　速いだろーーー」



「ボール遊びが大好きです」



「俊足ドガティ参上！　どーーだ、おとーさん、うまく撮影出来ないくらい速いだろ？」



「おかーさんなんて簡単に追い抜けるのさ」



ドガティ君をお座りさせて待て！を命じ、その間に妻がボールを藪に隠し、ドガティ君にそれを探させるゲーム。

しかし待っている間に我慢できなくなってフライングしてしまうドガティ君。



「ボールはこのあたりです・・・」



では次の遊び。



しかし速いなあ。



速過ぎるので、そろそろ終了にしましょ。人間が疲れました。

水補給。



「まだ帰りたくない」



「帰りたくないんですってば」



「あ、あずきちゃんだ」と歩き出すドガティ君。でもあずきちゃんは、どんどん先に行ってしまった。



私が朝も歩いた楠の落ち葉が多い通り。



パシフィック・ベーカリー前。



散歩も終わりだよ。



そろそろ帰らないと、寒くなってきたよ。



妻に教えてもらって初めて気づいた。庭のシークワーサーの木に実がなっている。



サワーがつくれるかな？

「ボク、足を洗われています。足がドロドロなんだそうです」



左足。



右足。



タオル。



我が家の休日の食事は、夜が軽いです。

サラダ。



パシフィック・ベーカリーの平らで巨大なスコーン、ブルーベリー入り。



ミルクティー。



バリーズのクラシックブレンド。

おいしいです。

【つづく】