アケボノシュスランのところで、シニアの男性二人組の方がいて、一人の人が連れの方をきのこ博士といって紹介してくれました。アケボノシュスランの近くにいくつか菌類があり、名前を教えていただきました。下から写真を撮るときれいと一つ取って見せてくれました。
センボンクヌギタケ
アラゲコベニチャワンダケ(粗毛小紅茶碗茸)
夏から秋にかけて川の近くなどの湿気が多い場所で見られる3~10㎜の小さなきのこ
帰ってからネットで調べたら粗い(アラ)毛(ゲ)を持つ、小さい(コ)紅色(ベニ)の、チャワンタケとの説明がありました。
チャワンタケの下に広がるのは粘菌ヌカホコリ
粘菌は、微生物などを取って食べる「動物的」性質をもちながら、胞子により繁殖するといった「植物的」(あるいは菌類的)性質を併せ持っています。粘菌は、「原生生物界」に分類される動物でもない植物でもない生き物です。 現在までに粘菌は世界で900種類以上、日本国内では450種類以上発見されているます。そのうちの100種類近くは「汎存種」(世界中どこでもいる動植物のこと。広域分布種や普遍ともいう)であり、マメホコリやウツボホコリ、ススホコリのような粘菌が身近にみることができます。 ~ 旅するミュージアム 粘菌入門より
きのこ博士に教えていただいた名前をメモり家に帰って調べてみました。この地球上にはなんとたくさんの生きものが生きていることでしょう。何もないところからこんなにたくさんの種類の命が生まれて・・ 進化論も信じがたいです。
このハイキングのハイライト、アケボノシュスランとキノコを見た後は、再びいつも川の近くにある大好きな花、ミゾソバやゲンノショウコを見ながら日影キャンプ場の方に降りて行きました。ここを通る人はいろはの森を経て、高尾山山頂に向かうのがふつうかと思います。
ヤブマメ
ハナタデ?
白いミゾソバ?
ガンクビソウかと思ったら、メナモミでした。
いつも見ていたのはつぼみだったのですね。山の緑の中では目立つミズヒキです。
ダイコンソウ
鳥の鳴き声も聞こえて、ときどき木々の間に見えるのですが、写真を撮れるような感じではありません。しばらく同じ場所にい見ていた時もありました。エナガやシジュウカラやメジロもいたかも。
お弁当を食べるようなところがなかったので、以前も寄った駒木野庭園で食べることに決め、バス停の方に向かったら、少し待てばバスが来る時間だったので、バスに乗り、駒木野まで戻りました。
風が吹くたびにたくさんの葉っぱが待って行くのを、バス停から眺めていました。いい音です。
Oct. 6 2020 Hikagezawa, Ura-Takao