小仏城山に向かう日影沢林道をどんどん登って行き、時に川の近くまで降りてまわりを探しましたが、アケボノシュスランが咲いている場所が見つかりません。日影キャンプ場の近くと聞いていたのに、どんどん離れて行きます。下からカメラを持った男性が一人で登って来たので、お聞きしたら、ずっと下のいろはの森に曲がっていくと道の両脇ににたくさん咲いていますよと教えてもらいました。その方がいなかったらみつけるのにもっと時間がかかるか、見つけられなかったかもしれません。山ではいつも親切な人に助けられたり、教えていただいたりします。
一度1本上の通行止めになってロープが張られている道を曲がって上に行ったのですが、ここも違うようで戻りました。高尾山への一つのルートのようでした。
もう一つ下にいろはの森への入口があり、この角にサラシナショウマが咲いていて、女性のグループがここを曲がって行っていたのを思い出しました。
イヌショウマかしら? イヌショウマは円錐形になっているということだけど、先がつぼみなだけでサラシナショウマなのかしら?
シモバシラ、サラシナショウマ、イヌショウマ・・・
いい香りがしてきたと思ったらキンモクセイ。これは植樹したのかしら?山でも見られるものなのかわからない私です。
ミゾソバ、アキノウナギツカミ、ママコノシリヌグイもそっくりさんで葉の形や茎のとげが判断基準。
これはミゾソバかな・・・
ミゾソバがたくさん咲いていたところを通り過ぎると数名の人がいて、ここにアケボノシュスランが咲いているのがわかりました。花の好きなシニアや、単独のハイカーや二人ずれなど・・ 高尾山に登る途中でここに立ち寄ったり、植物観察が目的のハイカーなど5~6名だったでしょうか・・
ベニシュスランよりは大きくて写真はまぁまぁ撮りやすかったです。高山植物や野の花たちにはとても小さい花が多くてマクロレンズでないと対応が難しいです。初めてコマクサを見た時に写真を見慣れていたので、その小ささに驚いたことが昔ありました。
アケボノシュスランはポワッとサーモンピンクがかっていてかわいいです。少し色が濃くなったかしらと話していた方もいました。小さな石で囲いをしていた人もいたのか、大事に守られている花です。盗掘などされないよう祈るばかりです。
道の両脇に10株以上は咲いていたかと思います。意外と花の時期が長そうです。
出会えてよかった!
最初小仏城山に向かってどんどん登って行ってしまいました。
引き返して、途中でロープが張ってあった日影林道の方にも曲がって少し上がって行きましたが、どうもそれより1本下の道の方に人の気配がしました。この道もNGでまた元の道に戻りました。
いろはの森学習の歩道が正解です。
Oct. 6 2020 Ura-Takao