奥野ビルで彼女の息子さんの個展があったときに近くのギャラリーで発見した永岡かずみさんの心休まる作品。
ご案内をいただくよいうになったのでいつも一緒に行っています。コロナで2年ぶりくらいにお会いするのかも。
定年後のアルバイトの職場で知り合ったYさんです。彼女とも不思議なご縁でお父様が私の高校の放火事件の担当刑事さんだった方です。
今認知のお母さまが誤嚥性肺炎で入院中で、コロナで全く会えず、何もかもわからなくなってしまっているのかとても心配していました。
流動食でもう自宅では世話できないのではないかと話していました。90歳を超えているのですが、認知でもデイケアに行って自宅で世話をして
彼女も仕事を続けていました。
お母さまが入院中だから外出もできるとのことで仕事終わりに待ち合わせ。私は午前中は銀行の担当者が変わるというので引継ぎを
してもらって、ヨガに行き、銀座でやっている呉服屋さんのキモノEXPOで丸洗いを2件出して教文館のギャラリーに行きました。すごくタイトな
スケジュールでしたが一日にまとめました。最後にほっこりとすることができました。心休まるテラコッタの作品です。
ギャラリーを降りて1階のウィンドウに懐かしい中原淳一の世界が。
「それいゆ」とかは小学生の頃。懐かしい。漫画本の付録に中原淳一の絵の小さなメモ帳がたくさんついていて
いつかそれをなくして、がっかりしたことがありました。
少女時代の憧れでした。
鳥の絵の展覧会もやっていたのかしら?
木村屋で少しおなかがすいたのでサンドイッチをシェアしました。フルールサンドとローストビーフサンドイッチを
頼んで。フルーツサンドは初めて食べましたが、ケーキみたいなものですね。おいしかったです。ローストビーフサンドの方も
お茶とサラダとデザート付きでなかなか・・・
話は尽きませんが、家での夕食の支度もあり、お別れしました。コロナで会うこともお茶することも長いことできなかったけど
お互い元気で会えてよかったです。
帰り道に見たお月様
昨日の深夜3時からLiveでショパンコンクールのfinalで反田さんの演奏を見ました。すごくよかったです。上位入賞するでしょうね。
01:00 カミル・パホレッツ Kamil Pacholec(ポーランド)
01:40 ハオ・ラオ Hao Rao(中国)
02:50 反田恭平 Kyohei Sorita(日本)
03:30 レオノーラ・アルメッリーニ Leonora Armellini(イタリア)
反田さんまでで寝ましたが、繊細な表現で、コンクールというかまるでコンサートで聞いているようでした。
彼はすでに活躍しているピアニストでショパンコンクールなどのコンクールはまだ学生とかこれからの人が
受けるのかと思っていました。演奏にもすごくなれているし、スタンディング・オベーションもあり、振る舞いが
もうプロのピアニストです。もちろんプロなのですが。ちょっとコンクールの対象ってどうなっているのかなと思い
調べたら、参加資格は年齢だけで16歳から30歳まで。2005年に27歳から30歳に引き上げられたとか。反田さんは27歳。
5年に一度のピアノでの最高のコンクール。一年遅れた今年は500人以上のエントリーがあり、半数近くはアジアから
ということでした。アメリカやカナダから参加している人もアジア系が最終に残っています。
1日に4回演奏するオケと指揮者も大変だけど、なんと演奏者によって違う演奏をするんですって。すごい。
KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
昨日ライブ配信したファイナルの演奏をすぐYouTubeにアップするChopin Instituteもすごいです。
を見るといろいろな人を思い出して、面白かったです。ポリーニもあんなに若かった。
偶然、ホセ・カレーラスが白血病を克服した時のコンサートを発見して、何か歌う喜びをかみしめている姿を見るとこちらも胸が
熱くなります。カムバックした時のCDは私の宝物です。
José Carreras. Vienna State Opera 1988. Recital.
いつか扉を開けて向こうの世界に行っちゃうんだろうな私も。皆行ってしまった。そんなことも時々思ったり。
Oct.18 2021 Ginza