Reflections

時のかけらたち

夏のような10月の星岡で 星岡日本料理講習会(追記あり) ・・・ Hoshigaoka on summerlike day (October 2021)

2021-10-14 23:45:00 | dish

10月8日

台風の後の夏日にような日でした。

10月5日にミニ茶事と講習会がるのでそちらも行ってみたいかと思っていましたが、日本料理講習会の10月の献立を聞いたら、料理の方に
ぜひ行ってみたくなりました。両方行くのはちょっと経済的に無理。

10月にはお月見の会もあるとのことで、薩摩琵琶の演奏もあるとのことでしたが、なかなか・・・星岡の名物料理も出す
お食事会ということでした。来年は七夕の夕べには行ってみたいと思うけれど・・

受付の女性にミニ茶事と講習会は2か月に1回と聞いて、次の予定は12月とのこと。炉の季節になるのでそちらで行ってみようかな。 
日本料理の方は12月にいつもにしんそばだけど今度は鯖寿司にしてみようかなと先生が話されていて、そちらにもひかれるけれど・・

今月の花と掛け軸が素敵で・・・

 

 

 

田山方南の書

 

 

10月の献立

前 菜  牛肉時雨煮
 椀   かぶら包み蒸し
焼 物  いわしなんば焼 小芋田楽
煮 物  海老芋揚げ出し
蒸 物  かき柚香蒸し
小 鉢  しめじとろろ
ご 飯  山菜おこわ

 

作ってみたいかぶら包み蒸し

 かぶら蒸しが大好きだから作ってみたい一品
 中に入れるのは塩をして少しおいて細かく切った白身魚、粟麩と生しいたけ

かぶをすりおろして水分を切り、道明寺粉、卵白、片栗粉を混ぜ合わせる。結構固くなる。
お茶碗にサランラップを敷いて、かぶを半分入れて具材を乗せ残りの株を入れて
蒸し器で蒸して椀種とする。→ だしはくず引きにしてかける。

 

いわしを正油、酒、しょうが汁につけてから焼いて、
最後に卵白とねぎをまぜたものを上にのせてきつね色になるまで焼く。
卵白は五部立て。

鯖やいわしの話になり、いわしで作る小さな棒寿司を教えていただきました。
いわしが食べたくなり、新宿の中嶋を思い出しました。
この講習会では生徒とのかけあいで料理の話が展開していくところが面白いです。
今回も揚げ出しの海老芋がありましたが、お煮しめが残ったとき、そのまま
てんぷらにしてもいいという話も。以前こんにゃくを煮たものを揚げた時が
ありましたが、おいしかったです。味がついているので、お弁当にも便利です。

 

牡蠣の柚庵蒸しの材料が並んでいます。

 

 

 

 

牛肉時雨煮

とてもやさしい味でした。熱湯で霜降りしてから、酒と水で煮てから砂糖としょうゆを入れて
弱火で煮る。煮上がりに油を加え、汁を煮詰める。

かぶら包み蒸し

 

いわしなんば焼 小芋田楽

 今回の田楽は蒸してすりつぶした里芋に上新粉を混ぜて蒸したもの。

 

海老芋揚げ出し

 海老芋はとてもおいしいです。煮て味をつけたものを片栗粉をつけて揚げます。
 三つ葉2本を結んで薄い衣をつけて揚げたものを添えて。
 もみじおろしと天だしをかけて出します。

 

かき柚香蒸し

蒸して作る牡蠣の料理は珍しいかも。紅葉麩が秋らしい感じ。

 

しめじとろろ

 とろろはよく山掛けにしますが、しめじがたくさん残ったときにいいかも。

 

山菜おこわ

 

食事をいただきながら話はお茶の話に。お二人がお茶の先生で、残りの方がお茶を習ったことがある人で
12月のミニ茶事にはぜひ一緒に参加しましょうという話になりました。

 

 

 

 

単衣 (まいづる)

絞り染の帯(とみひろ)
帯締めはとみひろのセールで買ったかな?

この帯は今年衝動買いしたので、どの着物に合うかトライ中。だから毎回登場しています。
意外と薄い色には対比がきつくて合いません。縞に合いそうな気がしました。

もう秋なので、萩の帯をしたかったのですが、この暑さでどうも気分が乗りませんでした。

 

Oct. 8  2021  Asagaya

 

コメント (2)
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