Reflections

時のかけらたち

コーラス・フェスティバル終了(追記あり) ・・・sparkling day

2021-10-17 23:56:30 | music

10月17日

昨日も夕方は録音したレッスンでハバネラを復習して、グラナダも録画と動画でさらいました。
やっと言葉についていけるようになったかしらね。昨日は先生にポイントとして、ジュテームの発音と
それに込める思いについて注意がありました。

昨日の夕食後、部屋を片付けながら、久しぶりにホセ・カレーラスの「グラナダ」を聞いていたら、明るい曲だった
ことを再認識しました。それに彼が歌うととてもエレガントなんです。私たちだとまだ、頑張って歌っていますが、
洗練されるというのはこういうことなのねと思いました。他にも軽い英語の曲も続けて聞いていたのですが
まるで気持ちが届くような"You belong to my heart"とか何か忘れていた感情がよみがえるような感じがしました。
人を思ったり、思われたりするってこういう感じだったのかな。

昨日はたくさん練習して疲れたのか、バタッと倒れてからいつも寝る時刻の2時ころまで寝てしまって
それから片付けて寝たので朝は早起きして練習はできませんでした。イルテアトロ音楽院での直前練習
ギリギリ間に合いました。

今日のレッスン。とにかく思いっきり歌うことと、エンディングを何回も練習しました。出だしも難しいです。
先生の話の中で何事も三流から二流、一流へと上がっていくので、最初はいろいろはみ出て失敗してもいいと。
またそこを通らないと一流にはならない。今はいろいろツールがあって、一流の真似をすることはできるけど
それで本物を得ることはできない。三流からそぎ落としていかないと。だから私たちが気を付けることは
細かいところではなく、まずやっと歌えるようになったので、その心を伝えることかなと。

そのお話を聞いて、このことはすべてのことに通じると思いました。今やっているボビンレースでも先生は
最初はわからなくて大丈夫ですととにかくやってみるとそこからわかってくることがある。ボビンはもともと職人
の世界だから口伝だったと。そこで気が付いたのはフェアアイルの先生は最初から完璧を求めて厳しかったと
思いました。フェアイルは教室が初心者だけを募集していたのでもう一度受けられなく、教室は中断してしまって
いますが、今回の安藤先生の歌のレッスンのことでの発言でボビンとフェアアイルの先生の違いがわかりました。
でもボビンは本当の初心者、フェアイルは編み物の経験者を募集していたのでスタートが違う点もありましたが。

音楽院で練習した後は歩いてもすぐの会場の日経ホールに行きました。第1部は12時からスタートでしたが、
着くとすぐ開始で、千代田区長の挨拶が始まりました。すごく若い区長で驚きました。九段の生涯学習館で習って
いるので、千代田区文化芸術の秋フェスティバルへの参加です。

男性のアカペラの宗教曲からメンデルスゾーンの美しいメロディー、中島みゆきの歌やよく聞く合唱曲や童謡まで
幅広い音楽の世界が展開されて、グループも大学や企業のOBから同好のグループまでで特にシニアのグループが
舞台に上がるのも大変そうな人が歌っている姿は音楽っていいな~と思いました。

私たちの出番になって、先生の情熱的な指揮に巻き込まれるように歌いました。午前中の学院でのハバネラの練習の時
歌っていながら何かとても感動してしまいました。舞台の上でもラムールを思いっきり表現しました。次のグラナダでも
グラナダへのあこがれの思いを歌いました。みんなではじけて楽しく歌うことができてよかったです。

 

イタリア語の先生もお忙しい中、聞きにいらしてくれて、花束をいただきました。それも生徒3人全員に。
花をもらうことがこんなにうれしいこととは思いませんでした。とびきり明るくてよかったとの言葉もいただきました。
意図するところが伝わりました。フェスティバルに参加しているさらに高齢の方たちにも励まされて、生きてる限り
歌っていたいと思いました。

 

洋服の指定が白、黒、赤が入っていることだったのでかき集めました。
終わってから全員で写真を撮りましたが、顔を出した写真を載せる了解をまだとって
いないので先生たちと一緒のところだけ切り取りました。

リーダーから掲載許可がおりたのでグループの写真をアップしました。

 

 

昨日はYouTubeでもホセ・カレーラスの古いけれど新しい投稿の素敵な歌を見つけました。
11月にはコンサートに行けそうです。いとこももうさっそくロンドンに出張に行っていて海外から
メールをもらいました。
歌の仲間もしばらく見ないと思ったらエジプトに観光に行っていたとか・・PCR検査さえパスすれば
いいみたいですね。

Jose Carreras."Pregaria" by Fermin Maria Alvarez

 

ショパンコンクールに日本人二人がファイナリストに残っていました。
LIVEでも予選の様子が見れるようで、ショパンコンクールを身近に感じることができるようになっています。
今年は特に知っている人が何人か出ているので、決まるまでドキドキしますね。

小林愛実、反田恭平さんの2名です。3次予選に出た人の演奏はどれも素晴らしかったです。ピアノの音も。

KYOHEI SORITA – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 

AIMI KOBAYASHI – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 

残念ながら3次予選までだった角野隼人さんの演奏

HAYATO SUMINO – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 

長かった音楽鎖国時代は終わるかしら・・・ ショパンコンクールも昨年は開催されず

また音楽に触れられる時が来ることを願っています。

 

コメント
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