河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

旅する絵描きーパリからの手紙

2007-07-01 20:44:39 | 読書(その他)
伊勢英子、平凡社。
絵描きのエッセイ?一人称が「ぼく」なんですけど?
この「ぼく」は、絵本「絵描き」の「ぼく」かなあ?
この「ぼく」が絵本「ルリユールおじさん」のおじさんの元へ。
ゴッホのテオへの手紙風に、Y氏へパリの風景をレポートする。
手紙風にすることで、独りよがり感はちょっと薄らいでいるような。
パリの町中のスケッチやラフ画がいろいろ入っている。
いつだったか、「絵描き」出版記念に、長野県の絵本美術館で
原画展示していて、ラフ画とかアイデアメモみたいなのもたくさん
展示していて、あれは楽しかったなー。
この著者の、さらさらっと書き殴ったような鉛筆画が好きだから。
あーゆーのまたやらないかなあ。
原画に勝るものは、ありませんから。
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それでも生きる子供たちへ

2007-07-01 20:35:30 | 映画
久方ぶりに映画を見た。
7編のオムニバス。
タンザ、ブルージプシー、アメリカのイエスの子ら、ビルーとジョアン、ジョナサン、チロ、桑桑と小猫
たしかこんな順番だったと思うが。
世界各地の子どもたち。
兵士だったり、犯罪者だったり、エイズに感染していたり。
「タンザ」は、兵士。11人いた隊の生き残り。
説明は、ほとんどない。ラストの彼の静かな涙が切ない。
エイズの子の話は、もう設定からして希望がなくてやるせない。
両親が、愛してくれている、その事実だけが救い。
これと、「ジョナサン」は、物語のためのお話になってしまっていて好きでない。
明るい、という点では「ビルーとジョアン」。
「ブルージプシー」も明るいけど、やっぱり救いがないラストなのだ。
「桑桑と小猫」の少女たちがかわいい。
ラスト、小猫はどうやって学校に入ったのか。これだけわからん。

この映画を見て、かわいそー、と安易に泣くのは幸せな証拠。
といいつつ、日本に住んでる私たちは、本当に幸せかな?とも思う。
今生きているという事実を、死なずに大人になったという幸運を、
この子どもたちが、ほしくても手に入れられないものを持っているという事実を、
自覚して、生きていかないとなあ・・・。
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