河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

アース

2008-01-29 22:27:11 | 映画
見たよ。
テレビでもいいような、でもあの大画面と音響がいいというか。
大型ほ乳類がやっぱ感情移入しやすいから、露出多いけど、
地球、というからには、ホントは、微生物やプランクトン、
昆虫なども描いてほしかったな。
それにしても、ホオジロザメ、何度見てもこえ~~~
映像は美しいけど、地球を守ろうというメッセージは、
いったいどれだけの心に響くんだろう。
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また会う日まで

2008-01-29 22:19:51 | 読書(小説)
アーヴィング、新潮社。
上下巻で長かった~。
相変わらずのサプライズ。
上下巻に分かれる意味は、あるね、この小説の場合。
まず、主人公のジャック・バーンズ4歳から始まる。
子どもの頃、見たままの記憶が語られる。
刺青師である母アリスと一緒に、
二人を捨てたオルガン奏者の父ウィリアムを捜す北欧の旅。
旅は、途中で終わり、カナダへ帰って元女学校へ入る。
年上の少女たちに囲まれ、ジャックの才能が花開く。
年上の女性に気に入られること、芝居の才能があること。
そして、女装が似合うこと・・・
その後、俳優としてそれなりに有名となるが、
30代過ぎても独身のまま。
見たことのない父との折り合いがつかないせいか。
さらに、母の死後、4歳の記憶が全く現実と違っていたことを知る。
妹、そして父と会う。
原題は、Until I Find You.(あなたを見つけるまで)
ジャックは、やっと、父を見つけたのだ。
幼なじみのエマや、刺青師たち、娼婦たち。
アーヴィングらしいちょっと性的な話題がいっぱい。
でも、皆本気で生きている。
ジャックの記憶違いのところは、ホントに現実にありそうで怖かった。
今まで聞かされて、信じてきたことが、すべて・・・
精神科にかかっても可笑しくないよなあ。
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