上橋菜穂子、文藝春秋。
上下巻。
今度は、匂いと、植物を虫を主にした食物連鎖がテーマ。
獣医学、感染症ときて、今度は生態学風味。自然史系だなあ。
ちゃんと調べて書いてるので、これって、こうじゃないのかなーと
思って読んでいると、後でちゃんとフォローされてたりする。
結構複雑な世界設定があるので、一言であらすじまとめるのは至難の業。
とりあえず、皇帝がいて、生き神<香君>がいる世界。
初代香君がもたらしたというオアレ稲は、とても丈夫で多くの実りがあるけれど、
その稲を植えた後には何も育たない。
肥料の配分から種籾の取り方まで秘密という。
主人公は、国を追われたアイシャ。
帝国の貴族の弟に匿われ、香君付きの香使となる。
とても鼻がいい、というだけでは言い表せない、
植物が虫に食われて助けを求める匂いまで感知する能力の持ち主。
オアレ稲につく害虫はいないはずだったが、ある時害虫が大発生する。
主人公がおとなしすぎるけど、意外に大胆。
物語はどこへ落ち着くのかと思ったが。
面白かったよ。
上下巻。
今度は、匂いと、植物を虫を主にした食物連鎖がテーマ。
獣医学、感染症ときて、今度は生態学風味。自然史系だなあ。
ちゃんと調べて書いてるので、これって、こうじゃないのかなーと
思って読んでいると、後でちゃんとフォローされてたりする。
結構複雑な世界設定があるので、一言であらすじまとめるのは至難の業。
とりあえず、皇帝がいて、生き神<香君>がいる世界。
初代香君がもたらしたというオアレ稲は、とても丈夫で多くの実りがあるけれど、
その稲を植えた後には何も育たない。
肥料の配分から種籾の取り方まで秘密という。
主人公は、国を追われたアイシャ。
帝国の貴族の弟に匿われ、香君付きの香使となる。
とても鼻がいい、というだけでは言い表せない、
植物が虫に食われて助けを求める匂いまで感知する能力の持ち主。
オアレ稲につく害虫はいないはずだったが、ある時害虫が大発生する。
主人公がおとなしすぎるけど、意外に大胆。
物語はどこへ落ち着くのかと思ったが。
面白かったよ。
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