上田朔也、創元推理文庫。
舞台は、16世紀ベネツィア。
幼少時の記憶をなくし、孤児院に拾われた、
主人公ベネデットは、魔力を発動し、
ベネツィアの魔術師として働いている。
ドルイドの魔法がそのまま、ベネツィアで生き残っている、
史実に紛れ込ませたそれっぽい歴史の語りとか、
詠唱が長すぎるから腕輪にあらかじめ封じでおくとか
バトルものの漫画やアニメでツボになりそうな設定が面白い。
巻末に掲載された佳作受賞作をかなり改変してできた様子。
オスマントルコとフランスとハプスブルクとの陰謀合戦とか
ヴェルギリウスの呪術書をめぐる争いに、
ベネデットの失われた過去や、相棒の護衛剣士リザベッタの親の仇や
師匠バルダードや上司のセラフィーニ等、諸々複雑に絡み合う。
この人が黒幕で、こっちは違った〜とか。
結局ヴェルギリウスの呪術はどんなもんかとかは
わからないままだったけど、まあこれでアリはアリ。
自信満々の坊ちゃん魔術師イルデブランドがいい味出してる。
続きは難しそうな話だったけど、舞台設定は使えそうだが。
こないだ出たこの人の新刊はどんなだったっけな。。。
舞台は、16世紀ベネツィア。
幼少時の記憶をなくし、孤児院に拾われた、
主人公ベネデットは、魔力を発動し、
ベネツィアの魔術師として働いている。
ドルイドの魔法がそのまま、ベネツィアで生き残っている、
史実に紛れ込ませたそれっぽい歴史の語りとか、
詠唱が長すぎるから腕輪にあらかじめ封じでおくとか
バトルものの漫画やアニメでツボになりそうな設定が面白い。
巻末に掲載された佳作受賞作をかなり改変してできた様子。
オスマントルコとフランスとハプスブルクとの陰謀合戦とか
ヴェルギリウスの呪術書をめぐる争いに、
ベネデットの失われた過去や、相棒の護衛剣士リザベッタの親の仇や
師匠バルダードや上司のセラフィーニ等、諸々複雑に絡み合う。
この人が黒幕で、こっちは違った〜とか。
結局ヴェルギリウスの呪術はどんなもんかとかは
わからないままだったけど、まあこれでアリはアリ。
自信満々の坊ちゃん魔術師イルデブランドがいい味出してる。
続きは難しそうな話だったけど、舞台設定は使えそうだが。
こないだ出たこの人の新刊はどんなだったっけな。。。
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