河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ピーチツアー

2007-05-18 23:34:38 | 読書(マンガ)
遠藤淑子の最新刊。
ほんっとに、へたくそな絵だなあ・・・。
少女漫画のコーナーでひときわ異彩を放つ。
マダムとミスターの頃が下手なりに一番丁寧だった気がする。
中のギャグは同じか、ちょっと大人になったねえってかんじ。
昔のはっちゃけ具合はもうないな。
マリモを人質にとって、ははーっ。っていうノリはない。
そのあたり、ちょっとリアルさを求めてると言っていいのか。
昔から、「感情」だけは、ほんとに上手に描く。
絵は、記号だからいいんだ。
で、「桃旅行」は、桃太郎の孫娘の鬼退治っていうファンタジーワールド。
この人らしーいストーリー展開。
ラストの、モモの気の取り直しぶりは、ちょっと早すぎかなとも思うけど。
もうちょっと、慎ましげな笑みで良かった気もするけど。
まあ。
いっしょうけんめい、生きていこうねえ。・・・っていう気にさせてくれる。
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生き物屋図鑑

2007-05-16 23:06:51 | 読書(その他)
盛口満、木魂社。
生き物のスペシャリストたちとの交友録、みたいなもの。
学校の先生をしている著者は、拾うのが大好きで何でも拾う変な先生だ。
中高生の頃の先生が、人生決めるってこと、あるよなー・・・
私もそうだなー、あの理科の先生が絵が上手でなかったら。
で、そんな教え子や、気がついたら集まってしまった同業者たち。
ヌメヌメ屋とかクマ屋とか骨屋とかまーいろいろいる。
この人たちは、スペシャリストだ。で、著者は、どっちかってーとゼネラリスト。
私もそうだなーとまた深く頷いてしまう。
いろんなこと知りたい!自分にはできなくても、やってる人から話を聞く。
そういうのも面白いねえ。
なにわホネホネ団、惹かれる・・・この間三重にも来てたけど。
まえ見つけたコウモリの死体、とっとけばよかったか。なんちて。
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Beast of East 3

2007-05-14 22:44:13 | 読書(マンガ)
3巻って。
ふと本屋で目に入った。
2巻探し出してみたら、2000年に出てた。
7年ぶりなのか、すげー。
未完かと思ってた。
話の方は、これまた1冊かけても大して進んでない。
絵はあいかわらずきれいだなあ。桔梗かわいい。
だっき(字が出ない)とか玉藻前とか清明とか道満とか将門とか
歴史上の人物がわんさと出てくるけど、バンシーだのゴブリンだの
イギリスの妖精も出てくる訳分からんパラレルワールド。
さっぱり先が読めないけどまだ続くんだなあ。
つぎはいつになるのやら。
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No.6 #5

2007-05-13 21:31:53 | 読書(小説)
あさのあつこ、講談社。
児童文学なんだかよくわからん。
ストーリーは、全然進んでないような進んだような。
漫画の単行本みたい。
1冊もあるのに、こんなに内容なくていいのか。
字ばっかりなのに。
なんてことを考えてしまった。
紫苑が、だんだん不気味な存在になってきたよ。
はてさてどうなる、まて、次号?
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天外レトロジカル7

2007-05-11 20:46:06 | 読書(マンガ)
最終巻。
終わった。
闇から生まれた、「夜行」。
生まれたからには、生きていきたい。
しかし、事故で生まれた闇は、消して、元通りにしなければならない。
闇を、ひとつひとつつぶして消していく使命を負った主人公たち。
どう決着をつけるのか、夜行に同情する諒平は、どういう決断するのかなー、
と思って読んでた。
やっぱそうか。
それしかないわな。
しかし、線がやたらに細くなって、ちょっと好きじゃないな。
丸っこさがいい感じのあんじゅは、中身はけっこう男らしい。
一浄は、椿に怒られて、あれで改心したんだろうか・・・?
天外屋の謎は、数コマで片付けられてた気もするがまあこんなものか。
怪盗先生は謎のままだったな。単なる怪盗か。
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