森絵都、文藝春秋。
短編が6つ。それぞれに味わいが違う。
やっぱりどうにもこの人の特徴をつかめないでいるのだが。
ひとつひとつは結構面白い。
「器を探して」は、ラストが拍子抜けするが、菓子製造業者の秘書の話。
「犬の散歩」は愛護活動家の話。ううーむ。
「守護神」は、社会人大学生。落語的オチが付いている。
「鐘の音」は、仏像修復師。
「ジェネレーションX」は、会社員の話だけど、野球部OBもの。
キャッチボール屋を見た後だけに、180°違う部員たちだなと。
ラスト、表題作は、ドラマにもなってたが、国連の事務員の話。
表題の「ビニールシート」は、途上国の人の命だ。
こんな言葉、現地を経験していない者が軽々しく使っていい言葉ではないなと思った。
しょせん、我々も、本で読んで感心しているだけ。
ラスト、お花見のビニールシートとは、軽いような重いような。
短編が6つ。それぞれに味わいが違う。
やっぱりどうにもこの人の特徴をつかめないでいるのだが。
ひとつひとつは結構面白い。
「器を探して」は、ラストが拍子抜けするが、菓子製造業者の秘書の話。
「犬の散歩」は愛護活動家の話。ううーむ。
「守護神」は、社会人大学生。落語的オチが付いている。
「鐘の音」は、仏像修復師。
「ジェネレーションX」は、会社員の話だけど、野球部OBもの。
キャッチボール屋を見た後だけに、180°違う部員たちだなと。
ラスト、表題作は、ドラマにもなってたが、国連の事務員の話。
表題の「ビニールシート」は、途上国の人の命だ。
こんな言葉、現地を経験していない者が軽々しく使っていい言葉ではないなと思った。
しょせん、我々も、本で読んで感心しているだけ。
ラスト、お花見のビニールシートとは、軽いような重いような。