遊びをせんとや

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京都府立堂本印象美術館 ~またまた京都へ~

2021-09-21 06:05:35 | 美術館、博物館
連休3日目、またまた京都へ。
いつも一緒のバスと電車で京都駅へ。
そこから今日はバスで30分少々。
立命館大学前。

リニューアルして京都府立となった堂本印象美術館へ



 

三度目かな?

もともととても個性的な建物の装飾や内部がそのままきれいになっていた。
なんと旦那は65歳以上なので京都在住でもないのに無料。(太っ腹)

生誕130周年記念ということで初出品の作品もあり。館内は撮影禁止。

HPから画像はお借りしました。万博ホールの緞帳の原画「手をつなぐ」


この人の抽象画はとても奥行を感じる。

端正な美人画「本華開耶媛」妹さんがモデルだそうです。

背景の桜の色合いが本当に美しい。

時代を反映して古典的な日本画から大胆な抽象絵画まで、まるで同じ人物が描いたとは思えない。
緞帳や宗教画などもある。

お寺の襖絵も多い。

私は智積院のモダンな襖絵が印象に残っている。

そうこの人の作品はどこか、デザイン的でモダン。
独特のデフォルメを感じる。

彼の「寒山拾得」がとても若くてイケメンなので不思議でした。画像は検索したけど出てきませんでした。
替わりに狩野山雪の作を


「寒山拾得」って水墨画でよく観るけど、どんな意味が、、と調べると森鴎外作がありました。
でもその話はまた後日。

入り口は撮影可だったので。

個性的なドアの取っ手。


 

  

脇にはお庭にも個性的な椅子たちが、、、。


 

お庭には公開していないけれどアトリエもありました。

道の反対側は旧宅。今は立命館大学の所蔵となっています。

バスと地下鉄で烏丸に出てこの前行った八百一本館の「きょうのおかず」でお昼。


今日のお昼定食。
私は鶏肉となすびの煮物がメイン。
ちょうど良かったです。

パンとお野菜を買って、近くの気持ちのいい知的な大垣書店で本を買って帰りました。