遊びをせんとや

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呉春 大和文華館

2024-10-23 07:07:50 | 美術館、博物館
10月は美術館月間であるので、すかさず出かけた。
久しぶりの奈良である。
私には珍しく、ダブルヘッダー。
まずは、奈良、学園前の大和文華館。呉春展をやっている。


呉春、江戸時代四条派の文人画家。与謝蕪村の後を継ぐ者。
蕪村亡き後、応挙に弟子入りを申し出るが、同格として迎えいれられる。
大乗寺の襖絵も描いている。

写真撮影はNGだったので、Webからお借りした。この作品。白梅図屏風。逸翁美術館蔵。

 
背景に芭蕉布が貼ってあるそうだ。深く沈んだ緑色の下に微かに反物巾の縞模様が見える。
それと布地が梅の枝のカスレと呼応する。

この美術館、スペースは広いのだが、椅子の位置と作品の位置が微妙にずれるのである。
大作が端に展示してあるのでそれを離れて全体を観ることが難しい。
無駄に展示ケースの合間に空間があり、何だか申訳ないが私は疲れるのである。

呉春の作品は軽みがあり、洒脱で楽しそうな感じがした。
ちょうど一筆箋がなくなったので、呉春の白梅図屏風の一筆箋を買う。

お庭を散策したが、残念ながら、紅葉には早く、ふようの花が咲いているぐらいだった。

 
玄関の桜は見事だったから、桜の咲くころはいいかも。
 
正面の松も見事だ。


この日は涼しくなったとはいえ、日中は気温が27度近くまで上がるというので、白大島、友達から頂いた物(しつけが付いていた)とそのお母さまのレトロな紫の名古屋帯。すごく短くて特殊な結び方で柄を出した。案外似合う。

 
念のために長襦袢は麻。衿はサーモンピンクの縮緬。赤い籠にした。足元はカレンブロッソ。もう普通の草履が履けなくなっている。

お昼は早めに学園前で食べて行こうということだったので、目指す駅近のフレンチビストロがなんとお休みだったので、そのそばの杉玉というお寿司屋さんへ開店と共に入った。ここが当たりで、握り10貫と天ぷら、赤出汁で1700円だった。

ネタも大きく、ご飯に色が着いていた。天ぷらのキスが大きかった。
12時前には満席。

お昼ご飯の後は近鉄で奈良県立美術館へ向かった。

一昨日の晩御飯、久しぶりのカレー

大豆入り。

昨日の晩御飯は、ボロネーゼパスタ、ハリハリ大根、旬菊の白和え。和、伊の不思議なメニュー。




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