気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

旧国鉄高千穂線「トンネルの駅」・九州横断鉄道 未成線区間 (宮崎県)

2016年02月12日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
先日(2016年2月9日)更新の当ブログでも一部触れましたが、旧国鉄時代に九州横断鉄道の構想がありました。

その建設工事の一環で、トンネルの掘削工事中に大量の出水事故が発生し、横断鉄道の工事は中止になりましたが、熊本県側と宮崎県側では工事が完成して運行が行われており、宮崎県と熊本県を結ぶ中間部分が、未完成のまま残りました。

未成区間では、既に一部のトンネルが完成しており、そのトンネルを利用して現在は酒造会社が原酒の貯蔵庫として利用されています。又付近一帯は「トンネルの駅」として整備されていて、原酒の貯蔵庫内も無料で見学できました。

この時の様子をまとめたフォトチャンネルも新規追加致しました。

貯蔵庫の入り口で、外観を見るかぎりでは、トンネルそのものです。


内部は1Km以上に渡って貯蔵されているようですが、私は入り口付近10m前後を見学しただけで、1Kmも歩くのは諦めました。


コンクリートの橋梁の上ではSLが静態保存されていました。このSLは、お召し列車を牽引していました。




このSLの後方には、入り口こそは塞がれてますが、完成したと思われるトンネルが見えます。


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地元住民の生活に密着している路線 ・ 紀州鉄道 (和歌山県)

2016年02月12日 | 紀州鉄道
日本一路線距離の短いローカル線と言われている、和歌山県の紀州鉄道です。

始発駅の御坊駅を発車した列車は、3Km弱の距離をゴトゴト走って約8分程で終点の西御坊駅に到着します。終点の西御坊駅周辺では民家が密集していて、その軒先をかすめるようにして走っていました。

列車が停車している所が、終点の西御坊駅です。




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夕暮れの日差しを受けて ・ 樽見鉄道 (岐阜県)

2016年02月10日 | 樽見鉄道
岐阜県を走る樽見鉄道の、谷汲口駅(たにぐみぐちえき)と神海駅(こうみえき)間で、線路と並行して流れる根尾川を跨ぐ、第一根尾川橋梁を通過する、上り列車です。(撮影:2015年8月22日)
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間もなく全線復旧 ・ JR名松線 Ⅱ (三重県)

2016年02月10日 | JR東海エリア
先日(2月2日)更新の当ブログでも記載致しましたが、台風の被害によって長らく不通となっていたJR名松線の家城駅と伊勢奥津駅間が3月26日に全面復旧致します。

この不通となっていた区間を、2013年1月31日に訪れて撮った写真を整理していて最近撮った写真(2016年2月7日)と、ほぼ同様の位置から撮った写真が何枚かありましたので、今回は復旧を目前にした現在の様子と、不通となっていた時の様子を対比してみました。

≪1≫家城駅のすぐ西側(伊勢奥津駅寄り)にある踏切です。
この場所から写真右側には、家城駅のホームがあります。この時は駅に列車が接近してきても遮断機は常に上がっていて、閉まる事はありませんでした。構内の出発信号機にも『 X 』印がしてあって、信号の機能は停止していました。


信号機は動作していて、赤信号の表示になっています。家城駅ホームに列車が入線してきた時には、踏切の警報機が鳴って遮断機が下りてきたので、「もう 機能してるんだ!」と思って 、びっくりしました


≪2≫比津駅(ひつえき)横の踏切です。
(1-1)駅横の踏切から、家城駅方面を狙いました。警報機や遮断機の本体は設置されたままでしたが、遮断機で通路を遮断するアームは取り外されていました。写真の左下から奥の方に延びたレールが敷かれた道床には、雑草が伸び放題になっています。


(1-2)真新しい警報機や遮断機が設置されていて、道床もきれいになっていました。


(2-1)遮断するアームを取り外した遮断機に寄ってシャッターを押しました。


(2-2)前記 2-1 で撮った遮断機と同じ場所には、真新しい機械が設置されてました。


≪3≫伊勢八知駅(いせやちえき)です。駅舎には、全面復旧を祝う垂れ幕が掲げられて、地元の方々が全面復旧にかける思いが伝わって来ました。
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高森湧水トンネル公園 (熊本県)

2016年02月09日 | 鉄道遺産/駅舎他 施設
この高森湧水トンネル公園は、2016年1月18日更新の当ブログで記載した、「南阿蘇鉄道 高森駅」から徒歩で行っても10数分程の場所に有ります。

旧国鉄時代に熊本から宮崎県の延岡迄の間に、九州を横断する鉄道の建設計画があって熊本から高森迄は高森線(現 南阿蘇鉄道高森線)が完成しました。それと並行して延岡と高千穂間が完成して運行が開始されました。(延岡⇔高千穂 間はその後、第3セクターの高千穂鉄道として運行されるも、2005年の台風で甚大な被害を受けて廃止された。)

その後 高森線と高千穂線を結ぶべく、昭和48年12月にトンネル工事に着手されましたが、昭和50年2月に大量の出水事故に見舞われて、2055mを掘った時点で工事が中断されて、その後トンネル工事が中止されました。

この高森湧水トンネル公園は、工事が中止となったトンネルを再利用して公開されました。








トンネルの一番奥です。壁面からは常に水が湧き出ていました。


ここから高千穂寄りの場所でも、数本のトンネルが掘られましたが、現在は“トンネルの駅”として公開され、トンネルは焼酎の貯蔵庫として利用されています。

このトンネルの駅の写真は、別途整理して後日アップさせていただきます。






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