登っていて涸沢のガレ場近くになってくると、
ナナカマドの樹木が目立ってきます。そのナナカマドの
繁みの中から鈴の音のような鳴き声が聞こえてきます。
虫の鳴き声のようでもあり判別の付きにくい音色であります。
ふと頭を上げたその枝先にその音色の鳥さんが葉の繁みの影に
止まっておりました。ザックのカメラを取り出す間もなく
繁みの奥へ飛び去って消えてしまいました。
「あ~やっぱり鳥の鳴き声だったんや。」
と思いながらもその姿を半分ほどしかとらえきれませんでした。
帰って調べてみると、どうやらカヤクグリだったに違いありません。
「鈴の音のような鳴き声」だとありました。残念です。
山道をすばやく横切って繁みの中に入ってしまった鳥さんがいます。
ミソサザイのような振る舞いぶりだったのですが、アオジかもしれません。
これも確かめきれず残念でありました。
こんなわけで、なかなか鳥さん達をうまくキャッチできないことでありまして、
しょうがないので、カメラを山道の花々に向けたりもするのでありました。
涸沢ガレ場付近で、ナナカマドの花。 ↓
横尾~徳沢の林道付近で、 これはツリガネニンジンではなくてソバナのようです。↓
オトギリソウね。 ↓
白いホタルブクロは金剛山で沢山見ましたが、 こちらはヤマホタルブクロ。 ↓
よくわからないのですがクガイソウでしょうか。 ↓
センジュガンピ。ナデシコの仲間ね。↓
オオヒョウタンボク。 ↓
アザミがきれいです。 ↓
明神池から河童橋へのルートの湿地で、 トモエソウのようです。 ↓
花々もまた綺麗ではあるのですが、その名前はということになると、
鳥さん以上に判別がむずかしゅうございますね。
少しはお花の勉強もしようかとも思うのですが、
さてさて、今はまだまだ鳥さんに夢中といったところでしょうか。
お盆だからみなさん帰省かな。今夏はソウル3泊4日だけなので、久しぶりに暇な夏です。でもなべさんのように昨日北海道、今日信州なんてフットワークはありません。
最近また思い出していざ調べてみようと思ったら、これが鳥さん以上に難しいです。わからないまま放っておく花々ばかりであります。
ちょっと心配しておりましたが、ソウルに出かけるほどには体力あるんですね。少しホッとしますね。奥様同伴でしょうか?やっぱり遺跡中心の学術旅行なんでしょうかね。やあ嫁孝行もしっかりなさってくださいよ。