ノスタルジックかた焼きそば

小学校に上がった年に僕は初めて東京に連れてきてもらいました。
上野動物園にカンカンとランランが来た頃で（多分、連休の）パンダ舎の前は長蛇の列でした。

初めて東京に来たその時に初めて食べたものがかた焼きそばでした。
揚げた中華麺に餡掛けの具が載ったそれは、ベビースターラーメン仕方ない知らない僕には衝撃的な食べ物でした。
酢をかけて揚げ麺とあんを混ぜて食べる食べ方にも驚きました。
子供の頃なので、酢をかけるのを拒んだのですが、「こうするのが美味いんだ」と、ジャバジャバとかけられました。

その後、高校を出るまでかた焼きそばを食べた事はありません。オガワヤになかったのかも知れません。

その店は僕が大学に入った時も飯田橋の駅の前にまだあり、何度か食べに入りました。～その時はノスタルジックだけで大して感動はしなかったけど。

かた焼きそばの衝撃はノスタルジックな香りと共に常に僕につきまといます。



上野を歩いていてビジュアルにひかれてしまいました。揚げ麺ではないけれど、パリパリに麺を焼いてあります。
今日の昼ごはん。