染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

袴の清々しさ。

2018年12月11日 | 店主の一日
今年のノーベル医学生理学賞は本庶博士が受賞されました。
授与式には和服でご出席とのことです。
和服での出席は川端康成氏が文学賞を受賞して以来とのことですので、ほぼ50年振りになります。
日本人のノーベル賞受賞も20人以上を数えますが、多くは物理、化学、医学と理系の先生が多くて、文学賞は川端康成と大江健三郎、平和賞が佐藤栄作です。理系の先生方は和服と言うよりも効率よく燕尾服にホワイトタイになってしまうのは、お仕事柄なんとなくわからなくもないです。大江健三郎も本や主張を思えば、まあ、和服という選択肢はなさそうな感じです。
ラジオで言うてましたが、日本から着付けの先生を三人連れていかれたのだそうですから、結構大がかりです。
そう思うと結構大変です。 
でも、ネットの写真での受賞の様子をみましたが、あの紋付に袴と言うのは実に清々しい感じでよいです。
あの袴のスタイルも実に格好よいです。
正月になると歌舞伎役者さんなんかが紋付でテレビに出るのを見かけますが、あそこまで着慣れない、リラックスしきれない感じもまた格好いいです。
授賞式の後は晩餐会に舞踏会もあるのだそうです。
紋付で舞踏会に出られるのかどうかはわかりませんが、それも格好よいかもです。
インタビューとかでたくさん様子が映るとよいです。

ノーベル賞の授賞式は燕尾服にホワイトタイが原則ですが、各国の民族衣装の着用が認められているそうですいるそうです。
近年では2014年にマララさんがサリーででていましたですね。
日本では常に文学書の呼び声の高いあの作家さんもいらっしゃいますが、あの方もどうも和服って感じではないですね。
残念だけど。
あはは。

コメント
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