東京国立近代美術館には第二次大戦中に国威発揚のために従軍画家が描いたコレクションがあります。向井潤吉、小磯良平といった一流画家が名を連ねます。
就中、藤田嗣治の絵は圧倒的です。藤田は戦後に軍に加担したことを問われ日本に失望したと言われます。
何年か前に近代美術館がコレクションする藤田の絵の全てを公開したことがあり見にいきました。十枚以上に及ぶ大きな絵画は圧倒的でした。
藤田の絵もそのときに撮ったものがあったと思ったのですが、見当たらないので近代美術館のリンクで。
https://www.momat.go.jp/artists/afu018
戦争画家の手記を見ると軍のプロパガンダに加担したことを恐れて否定した書き方であったり、絵の具やカンバスが手に入らない中で画家として絵を描くために必死であったと論点をずらしてみたり、敗けると思っていたがあの状況ではどうにもならなかったと様々です。プロパガンダなのか反戦であるのか記録なのかあるいは芸術の一つであるのか様々な見方があると思いますが、この部屋の絵を観ると戦争の痛ましさに手を合わせるような気持ちになります。
就中、藤田嗣治の絵は圧倒的です。藤田は戦後に軍に加担したことを問われ日本に失望したと言われます。
何年か前に近代美術館がコレクションする藤田の絵の全てを公開したことがあり見にいきました。十枚以上に及ぶ大きな絵画は圧倒的でした。
藤田の絵もそのときに撮ったものがあったと思ったのですが、見当たらないので近代美術館のリンクで。
https://www.momat.go.jp/artists/afu018
戦争画家の手記を見ると軍のプロパガンダに加担したことを恐れて否定した書き方であったり、絵の具やカンバスが手に入らない中で画家として絵を描くために必死であったと論点をずらしてみたり、敗けると思っていたがあの状況ではどうにもならなかったと様々です。プロパガンダなのか反戦であるのか記録なのかあるいは芸術の一つであるのか様々な見方があると思いますが、この部屋の絵を観ると戦争の痛ましさに手を合わせるような気持ちになります。