染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
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インドからのハガキ その2

2024年02月21日 | 店主の一日
続き。

空港なら郵便局もあるだろうと思ってコルカタの空港で聞いたのですが、「残念ながら、このフロアにはないんだ。下にのフロアにはありそうだけど」と言われました。
空港なのだから重量オーバーになってしまった荷物や、なにかしら郵便で送る人とかが出国フロアにはいそうですけれどね。それにこの出国ロビーに入る時に軍人さんのいるかなりしっかりしたゲートを通ってきたので、今更にそこをもう一度出る気にはなりません。仕方ない。

コルカタからデリーで成田行きに乗り換え。
デリー空港でも時間があったので郵便局の有無を聞いてみたら、フロアの一番端にありました。
郵便局!!

ハガキを見せたところ、「エアメールならば一枚につきあと20ルピー必要だ」と言います。
「レシートをくれ」と要求したのですが、「そんなものはないんだよ。ここは郵便局だ。切手をここにここに貼って出すだけだよ。それに今ここには切手がないんだ」「僕を信用してくれよ。Brother!」とか言います。

日本ならそれでもいいのですがここはインドです。
切手代をちょろまかしてハガキは捨ててしまうなんて、当たり前のようなところ。
まあレシートと切手をもらって、切手を貼ってポストに入れてもハガキか届くかどうかなんてわからないのだけれど。
しばらく文句を言ったのだけれど、面倒になってお金を払ってハガキを渡しました。

ビジネスパートナーはハガキを僕に渡した時に言いました。
「悪いことは言わない。ハガキは成田で出しなさい。インドでエアメールを出したって届く保証はどこにもない」

そう云うこともあるのでしょう。

その3に続く





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