きはだやのモノ作りとあゆみ

って、ちょっと大きく出た感じのタイトルですが、恒例のブリッジにいがたでの展示販売をいたします。
普段の百貨店さんの催事と少し違ったようすで楽しんでいただけるとよいです。
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会場:ブリッジにいがた
10月19日（木）〜10月23日（月）
10:30から19:00まで
　
地下鉄銀座線、半蔵門線　三越前駅 A１出口すぐ

週末の寝不足

ここのところ日月の朝が眠い。

原因はわかっている。ラグビーワールドカップ。今回はテレビ局の放送が少ないので、有料チャンネルに加入してしまいました。

昨晩は日本を破ってベスト8入りしたアルゼンチンとウェールズ。細かな内容はともかく、とにかくいいゲームでした。

今大会、一二を争う充実したゲームと思って見ていたのですが、朝の四時からのアイルランド対ニュージーランドは更に激しく。後半の十分は軽く眠気が吹き飛びました。

今晩はイングランドとフィジー。明け方四時にはフランスと南アフリカの好カード。

眠い月曜になりそうです。

写真はwebから拾ってきました。

古川にて。

先日、飛騨に行った時の写真。
古川の町の中で工事中。
竹を模した囲い。
こんな和の雰囲気の工事の囲いもあるのですね。


でも、手前の矢印と三角コーンでぶち壊しw

海鮮丼の謎。

ふと三年前の今頃、仙台で食べた近海モノの海鮮丼を思いだした。載っているのは平目、鯛、サーモン、アイナメ、鯵、カンパチ、ホタテ、イクラ。
なるほど美味しいのですが、近海もの中心だと赤に限界があり。
マグロは近海モノって言わないもんね。サーモンも怪しい。
南の方ではホタテも漁れないのではないでしょうか。

マグロやサーモンが具として人気なのは勿論なのですが、近海モノだけだと、量の確保や仕入れ値の上下が大きすぎるので、安定供給できて、彩りのよいネタで海鮮丼を作るようになるのだとか。なので全国どこにいっても似たような海鮮丼になるのだとか。
その理屈で言えば、米の美味しい十日町の方が海の近くよりも海鮮丼は美味しいのではないか？

次の半世紀に向けて。

今日できはだやは会社を登記して満50年になります。
多くのご愛顧をいただきありがとうございました。
50年経ったと言っても会社がすごく大きくなったわけでもないのですが、さまざまなもの作りに携わりながら今日に至りました。
僕が実際に十日町に戻ってからは25年ほどになるのですが、多くのお客様、お取引先様、百貨店様に恵まれて、それなりに楽しくやってきたように思います。
大変にありがたいことです。
またきはだやの社屋は一昨年に国の登録有形文化財に登録されました。
十日町は雪が多く古い建物は現在においては大変に使いにくいものです。また市内の多くの建物は道路の拡幅に合わせて解体したものも少なくありません。そうした中で十日町の生活様式に合わせた建物を維持してきたのは容易でないことですが、とても意義のあることと思っております。
今までは大きな神棚のある部屋のみの公開でしたが、その隣の部屋や表の部屋も少しきれいにして、ご覧いただけるようになりました。




文化財保護強調週間を前に「にいがた秋の文化財一斉公開」に合わせて、10月29日、30日にきはだやの社屋を公開いたします。
どうぞ、おでかけください。
https://n-story.jp/bunkasai/
https://n-story.jp/bunkasai/event/117/

これからまた次の半世紀に向かってきはだやは進んでいきますので、どうぞご期待ください。

高山にて

かくして高山の夜は更けてゆく。

中銀カプセルタワー

今日は都内に探し物をしに歩きました。

ミッションにちょっと挟んだのがこれ。

乾燥機ではありませんで。

昨年、惜しまれながら解体された中銀カプセルタワービルのカプセル。

今日から公開とのこと。

オリジナルの状態に復元されたものと、中をスケルトンにしたものを並べて公開。

銀座にあんな最先端な部屋を持つことをイメージしたらワクワクしてしまいます。

SONYのロゴがたまらないですね。

当時はパソコンもないので、どうしても生活荷物が多かったと思いますが、今ならあのカプセルで十分過ごせそうです。　

角にあるユニットバスのドアもカッコいい。

これを高度成長期に作り出しというのは大変なことです。（あるいは高度成長期だからこそ考えてついたのか）

ビルにくっついている時に中に入ってみたかったのですが、なかなかそれは叶いませんでしたが、満足しました。

こちらはスケルトンのもの．貨物のコンテナみたいで少し味気ない。外壁も解体当時もままで、こちらはとてもよいです。

スイカをいただく。

10月に入ったとたんにすっかり涼しくなりました。
なんだかちょうどいい季節がすっかり世の中から失われてしまった気がします。
そんな中ですが、お客様からスイカをいただきました。
多少涼しくなってもスイカというのはうまいものですね。
子供達が皆、東京に出てしまったらほぼ一人で食べているような状況ですから毎日、スイカ漬けになる嬉しい日々です。
新潟ではとてももうスイカの栽培はできません。
いただいたのは函南平井のスイカ。蔓がついたままでい実に立派です。
食べるために写真を撮る前に切ってしまいました。
すいません。

金井さんのこと。

きはだやに勤めてくださっていた金井広文さんが亡くなりました。
奈々子姐さんと同じ歳でしたので72歳。
十日町高校の野球部出身で運動神経もよく、屋外の仕事も丁寧でした。
お酒はほとんど飲まなかったのですが、奈々子姐さんに冷やかされながら顔を真っ赤にして飲んだりもしていました。
人生100年になるかどうかはともかくとして、今じぶんでは72歳というのは実に早い気がします。
高崎高島屋さんはじめ、浜松遠鉄さん、いよてつ高島屋さん、八王子そごうさんを主に担当をしてもらっていて、各々のお店でお客さんに好かれて大変にお世話になりました。
穏やかで誠実な人でしたのでお客様からも人気でした。きはだやでは年頭でもありましたし、十日町産地の織物、染物にも詳しかったのでお客様が知らないような話を売場で随分、披露したのではなかったかと思います。
僕も随分、勉強させてもらいました。
65歳で定年で退職されてからも頼りにしてくださるお客様がおられたようで高崎高島屋さんだけは2020年まで毎年行ってもらっていました。
葬儀会場から出たとき駐車場の真ん中に足元にサワガニがいて驚きました。
ああ、、あれは金井さんだったのかなと。

合掌。

今日から池袋東武

福岡大丸では多くのお客さまにお越しいただきありがとうございました。
福岡では久しぶりの催事でした。
今日から池袋の東武百貨店での北陸信越展が始まりました。
近頃は新潟県単県の催しがすっかり減って、今回は新潟、富山、石川、福井の四県の品々が集まっての催事。
気象庁の言う「北陸地方」と同じ範囲ですね。


売場はこんな感じ。きはだやの更紗帯、唐桟の他、十日町、小千谷、塩沢の紬が揃います。
きはだやの隣は牛首紬と盛りだくさんです。
どうぞ、おでかけください。