車作
車作りの仕事は、昭和の時代のなっても続いていました。
この北斎漫画は、車輪を作っているところです。
この絵を見た70才代の仲間が、「なつかしい絵ですね…昔を思い出します。」と言っていました。
昭和の時代になっても…重たい荷物を馬に引かせる「馬車」の車輪などを作るのには欠かせない職業だったのです。
釿(チョウナ)と鑿(ノミ)…
衣裳も、股引を着ている人もいればフンドシだけの人もいます。
車輪を足で押えて削っているのは、
釿(ちょうな)…日本独特の造作道具。
現在では宮大工さんだけが使っています。(これを使いこなせれば一人前の職人)
右上の職人さんは、カシの木槌を振り上げ、鑿(のみ)で穴を切りこんでいます。
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