きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

帯止が完成/作り帯の土台です

2016-03-17 15:28:25 | 舞踊の着付け

演目や体格で使い分けます
またひとつ、帯止(おびと)が完成しました。
帯止はむかし、帯籐(おびとう)と言ったそうです。
現在でも枕の下の  字の部分が籐で出来ているからなのですが、現在では「帯止」といいます。

衣裳方にとって、帯止は羽根を作るための小道具です。
演目や体格で帯止の大きさを決めます。

踊りやお芝居の早変わりなどによく使われる作り帯は、身体を巻く部分と羽根の部分が分かれています。
ですからあらかじめ羽根の部分を作っておいて、本番では身体に巻く帯だけを決めて、羽根の部分は後ろから差し込めばいいわけです。
時間短縮と出来上がりは帯止の方がきれいです。
私の作る帯止の  字の部分はプラスティック製になっています。ですから帯籐(帯止)ではなく、帯プラかもわかりません。








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