きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

今日の講座は、「裾引きの着付けに、つの出し結び」

2024-01-31 21:42:53 | 舞踊の着付け

「裾をきれいに入れる難しさ」学んで
福岡の「日本舞踊着付け専門講座」の第一日目は、「裾引きの着付けにつの出し結び」。
裾引きの衣裳の難しさは、「裾を京人形のようにきれいに入れられるか…」まずはその一点にあります。
私たち「きつけ塾いちき」は、昭和の大女優・山田五十鈴さんのお付きの衣裳方、岸田喬先生直伝の裾引きを継承しています。
帯結びは「つの出し結び」。
ある有名な衣裳方が、「つの出しは教えますが、手の内は見せません」といった言葉を思い出します。
しっかり結んだつもりでも、ゆるんでしまう「
つの出し結び」。
先輩の手の内を盗むことで、技術の継承は繋がっていきます。
ツノがしっかり出て、ゆるまない「つの出し」を身につけるのは、回数を重ねて、技術に気付くことです。
今日のお稽古は、そんな衣裳のお勉強でした。






 

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