きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

新舞踊で使われる、「股旅ものの着付け」を…

2016-06-19 12:29:04 | 舞踊の着付け

時代考証を学びながら…
「白の蛇形(じゃがた)の単衣、紺の一本独鈷(いっぽんどっこ)、手綱(たづな)染めの上(うわ)三尺、千種(ちぐさ)の半股引、同じく山のつかない脚絆、素足に草鞋(わらじ)。きものの裾を三方たっかく端折って、新刀鍛冶池田鬼神丸を一本差して、こぼれ松葉の手拭いを首んとこへ引っかけて、右の手に要のとれた扇子を一本持っていたそうです。…」

若い方には馴染みがないかもしれませんが、昔流行った浪曲の中の、森の石松という股旅者の出で立ちを紹介した一節です。
時代考証に沿って、江戸時代の、俗に言う「やくざ者」の着付けを学びます。
低い身分ですから、きものの下に襦袢などは身に付けません。
手甲などは、実際使っていたものと、舞踊などの舞台で使うものとは少し形が違います。
そんなことも学びながら、「舞踊着付け(衣裳方)」のおけいこが進みます。

お勉強しているのは、上級に進んだ松本さん。
近いうちに、舞台裏の現場で、素晴らしい衣裳方になられることと思います。







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花嫁の化粧とかつらを学びました

2016-06-19 12:27:52 | 花嫁の着付け

花嫁着付けの教室も、最終ステージ
美容師として現場でがんばっている田畑さんは、「プロコース」を学んで資格を取り、現在は「花嫁の着付け」を習っています。
今年の鹿児島の「成人式の着付け」や、高鍋町の蚊口公民館の「花嫁着付けショー」に参加して、活躍して頂いています。
「花嫁着付け教室」もいよいよ最終ステージ。
今日は、メイクとかつらを楽しく学んでいらっしゃいました。
美容師として、きもの着付けのスペシャリストの道を切り開いてほしいものだと思います。







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きょうも宮崎では、振袖専科が…

2016-06-19 12:25:50 | 振袖着付け

認定試験前のおけいこをしっかりと
振袖専科を学んでいる  さんは、真面目におけいこを重ねて最終版。
もうすぐ認定試験が迫っているので、集中して学んでいます。
生徒さんの場合、手順は頭に入っていても、実践に役立つ着付けの技を身につけることは、これから重要になってきます。
裾の入れ方、腰ひもの結び方など、奥の深い技術を学んでいらっしゃいました。
さん、今月末の認定試験に向けて、がんばりましょう。







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「博多祇園山笠」近づく!

2016-06-16 14:01:17 | 人形

ラッキー‼、山笠製作の現場に遭遇
すでにこのブログでもお知らせしたように、6月10日(金)、「はかた伝統工芸館」で「京舞妓の着付けショー」を行ないました。
会場の場所は、博多山笠で有名な「櫛田神社」のすぐとなりで、折しも「飾り山笠」が作られている最中でした。
博多人形の職人さんが作る「飾り山笠」は、圧倒的な迫力がありました。
現場の足もとには、取り付け前の人形が置いてあるという、めったに観られない風景が広がっていました。

700年以上の伝統のある「博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)」。正式には櫛田神社祇園例大祭といいます。
まつりは、毎年7月1日から7 月15日にかけて開催されます。







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福岡/「舞踊と振袖の着付け専門特別講座」、22日(水)から

2016-06-15 10:46:23 | 舞踊と振袖の着付け

舞踊、振袖、現場のプロを目指して
福岡の「ももち文化センター」と、小倉の「KMMビル」で行なわれている、「舞踊と振袖の着付け専門特別講座」が、6月22日から三日間にわたって行われます。
日程は下記のとおりです。



本格的な取り組むが進んでいる「舞踊着付け部門」
最近の福岡県内の活動では、6月5日(日)、糸島市で行なわれた「伊都文化会館・多目的ルームこけら落とし、日本舞踊の会」(芳柳流)の着付けや、博多区「はかた伝統工芸館」での京舞妓の着付けショー」などの活動で、「舞踊着付け部門」の技術が本格的に指導し始めています。

特に「伊都文化会館のこけら落とし」では、福岡の受講生のお二人が、はじめて衣裳方として現場に出られました。
福岡での衣裳方着付けの第一歩です。
これからが、舞踊着付けプロ集団の本当の意味でのスタートです。







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花嫁講座も最終段階/鹿児島

2016-06-13 17:29:45 | 花嫁の着付け

お友達をモデルに、猛練習
鹿児島で「花嫁講座」を学んでいる梅木さんは、講座も残りわずかとなり、お稽古にも熱が入っています
今日は、お友達にご協力いただいて、追い込みです。
補整、掛下、帯、打掛と、一通り着せながら、細かい指導を受けていました。

認定試験を受験して合格したら…花嫁衣裳の、若い着付け師の誕生です。
お免状を受けてからが本当のスタートライン。
初心を忘れず、たゆまない着付けの研究を積み重ねて、一人前になって頂きたいと願っています。








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市民プラザで「愛のチャリティーショー」

2016-06-12 17:37:10 | 舞踊の着付け

若柳流(ひさごの会)と桜舞流(さくまりゅう)を着付け
6月12日(日)、宮崎市役所前の、「宮崎市民プラザ➠オルブライトホール」で、「宮崎県心身障がい児者を守る会 第43回 愛のチャリティーショー」が行なわれました。
このチャリティーショーには、いつもお世話になっている「若柳流・若柳奎州社中」や、「桜舞流」なども参加され、得意の演目を披露されました。

特に延岡市で創流された「桜舞流(さくまりゅう)」は、宮崎市では初お目見え。
今後のご活躍を願っています。

下の写真は、若柳奎州社中と桜舞社中。






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「はかた伝統工芸館」で舞妓の着付けショー

2016-06-10 20:02:15 | 舞妓・芸妓の着付け

舞妓の着付けと時代考証を➠学院長の解説で、
6月10日、この日は、櫛田神社に隣接する「はかた伝統工芸館」で、「京舞妓の着付けショー」が行なわれました。
市の広報紙や新聞などで「はかた伝統工芸館」の「京舞妓の着付けショー」を知ったお客さまも、たくさんお越し頂きました。
11時から始まった時間には、お客さまでいっぱい。
タブレットやカメラで、録画や写真を撮る人も多く、関心の高さが伺えました。

市来学院長の解説で、舞妓の着付けショーが終了すると、モデルさんの周りを取り囲んで記念写真。

京都の専門家や、「はかた伝統工芸館」の皆さまのお力添えもあってで、今回のショーが実現をいたしました。
まことにありがとうございました。

今後は、和文化の衣裳の着付けをはじめ、もっと楽しんでご覧いただける着付けの企画を考えていこうと思っています。
今回はほんとうにありがとうございました。







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五代目中村雀右衛門襲名、おめでとうございます。

2016-06-10 19:54:41 | 歌舞伎観劇

京屋の大名跡を襲名
人間国宝でもあった、父・四代目中村雀右衛門(屋号、京屋)。
その四代目の次男、七世中村芝雀丈が、京屋の大名跡、五代目中村雀右衛門を襲名。
いま、博多座で「博多座六月大歌舞伎」➠「五代目中村雀右衛門襲名披露興行」が行なわれています。
「きつけ塾いちき」の歌舞伎好きは、6月9日の夜の部の観劇に行ってまいりました。
夜の部は、襲名披露の「口上」があったので、伺いました。
口上の祝いの舞台には、坂田藤十郎、尾上菊五郎、片岡仁左衛門、市川左團次などの幹部俳優が居並び、まるでキラ星のよう。
京屋の襲名祝いを、思い思いに述べていました。

「襲名口上」直後、「楽屋お見舞い」
三番の口上の幕が下りると幕間。
すぐに京屋さんの楽屋に直行。
舞台を引っ込んでかつらを取り、衣裳を脱いで楽屋に入る五代目。伺った私どもを、笑顔で迎えて頂きました。
「京屋さんの大名跡、五代目雀右衛門襲名、誠におめでとうございます。五代目の誕生で、京屋さんがこれまで以上に栄えられますように、心から願っております。」とお祝いの口上を述べると五代目は、「遠路お越し頂き、本日は本当にありがとう存じます。」と返礼。
記念の写真も撮らせて頂きました。

 




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福岡/「はかた伝統工芸館」で「京舞妓の着付けショー」

2016-06-08 17:48:33 | 舞踊の着付け

6月10日(金)午前11時から着付け開始
「きつけ塾いちき」は、6月10日午前11時から、「はかた伝統工芸館」で、「京舞妓の着付け」をご覧頂くことになりました。
着付けを行なうのは、「きつけ塾いちき」の二人の衣裳方。
当日のモデルは、「島ももか」さん。

この着付けショーの最後は、モデルさんに踊って頂だくことになっています。
演目は「祇園小唄」で、当日は「博多座の船乗り込み」でも地方(じかた)をされている、藤本流の師範、藤元秀光毬先生に演奏をして頂きます。

関心のある方は、ぜひお越しくださいませ。








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