芸者衆12名を裾引きで着付け
嬉野市は、「嬉野伝統芸能保存会」を発足させ、温泉町として伝えてきた、地域の伝統芸能を継承発展させる取組みを強めていくことになりました。
5月25日(土)12時から、発会式を行ない、芸者衆も華やかな舞いと踊りで彩りを添えます。
「きつけ塾いちき」は、芸者衆の裾引きの着付け(延べ12名)でお手伝いさせて頂きます。
嬉野の芸者衆の舞踊の指導者は藤間幸豊先生。
2012年にも、嬉野温泉の日本舞踊の会で、50名以上の芸者衆の着付けをお受けする機会があり、今回は二回目になります。
私たちは、今後の嬉野温泉の伝統芸能の発展のために、お手伝いすることがあれば、ご協力させて頂きたいと考えています。
下の写真は、2012年8月の「舞踊の会」の舞台裏
今回の補整は68人分
●鹿児島市の「春のおどり」(吾妻典紀代社中)と、●宮崎市清武町の「舞踊の集い」(坂東寛恵三社中)の着付けで使った、補整たちが帰ってきました。
その数、68人分。
ファンデーションや口紅、シミなどを抜いて、自前のクリーニング。(当日の夜か翌日中に…)
天日で干して、種類別にアイロン掛けをします。
出来上がった補整は、5月から6月にかけて行なわれる、
●鹿児島の「飛翔の会」(花柳二千翔社中)。
●鹿児島の「翔舞会」(若柳光之助社中)。
●佐賀県嬉野温泉の芸者衆(藤間幸豊社中)。
などの皆さまの着付けに同行します。
かれこれ30年も使っている補整もありますが、未だに白さを保っています。
「きつけ塾いちき」は、シミのない、アイロン掛けをした補整を身に付けて踊って頂くのを大切にしています。