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ジャーマンポテト風弁当

2015年11月12日 | 田舎生活の衣食住








 滅多に自分から進んで口にしていなかったジャガイモ。訳は、父の大好物がジャガイモで、どんな料理にも入れていたので、子どもの頃に一生分食べてしまった為と思われます。なので、カレーにもジャガイモは入れないくらいで、せいぜい肉じゃがで食べる程度でした。
 それが、ここのところ、どうにもイモ類や南瓜のほっこり系を食べたくなり、多用しています。やはり親子。味覚も似るものです。
 そんな父が、自ら率先して拵えていたのが、すいとん(若い人はご存じないと思いますが、野菜の汁に小麦粉の団子を落とした物です)と、父は「サラダ」と呼んでいましたが、ジャーマンポテトです。
 ジャーマンポテトが今程、知れ渡っていない頃だったので、名前を知らなかったかも知れません。ジャガイモとタマネギとベーコンを炒めていました。
 まあ、そんなこんなを思い出しながら、拵えたジャーマンポテトは、残念ながらベーコンもソーセージもなかったので(ジャーマン部分がないので、ジャパ二・ポテトか?)、魚ハンバーグを細長く切って代用しました。ほかには油揚げの巾着煮(卵入り)、柿の天ぷら、ニンジンシリシリです。
 ジャーマンポテトもどきは、薄く塩胡椒しただけですが、美味しかったなあ。柿は、この柿、未だ未だ売っちゃいけないやつだよ。若過ぎて、生でも揚げても甘味がありゃしねえ。柿だと考えなければ、天ぷらとしては上々だけどさ。暫く寝かせれば問題ないです。
 自転車を走らせていると、あちこちの家に柿がたわわに実り、そのまま放置されています。うーっ、こっそりも切りたい。「要らないなら、分けつくれよ」。




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