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焼売弁当/怖いもの

2017年11月12日 | 田舎生活の衣食住
 焼き鳥焼売(市販品)
 卵焼き
 レンコンのキンピラ(レンコン、ニンジン)
 酢漬け生姜
 野菜サラダ(セロリ、キャベツ)






 「楽陽食品」から発売さされているこの「チルド焼売 炭火焼き鳥味
」って、本当に旨いんだよなあ。本当に焼き鳥っぽくて、しかも本当に炭焼きの味がするのだ。と言っても、炭焼きの焼き鳥なんかほとんど喰ったことないけれど。
 鶏もだけれど、鳥が嫌いで、苦手で、怖いから。大人になるまで、鶏肉は食べられなかったし、羽も触れなかったくらい。神経質になった時期には、卵もダメだった。
 そんな訳で、幾らダウンジャケットが流行ろうが、自分は無論着用など思いも及ばず、電車などで、ダウンの縫い目から羽が飛び出している人がいると、避けていた。
 浅草寺や上野の山などの鳩の名所(?)なんかは、爪先立ちで、震えながら歩いていたくらい。
 いい加減大人になって(いい加減とは結構な年齢のことで、“いい加減なおとな”では、決して無い)、鶏肉も羽も大丈夫にはなったが、生体はダメ。どんな小さな鳥でもダメ。生の鶏肉は触れないので、どこかの神事みたいに、菜箸でつまんで包丁で切る。
 と、話は長くなったが、そんな自分がはまるくらいに、美味しいっす。「チルド焼売 炭火焼き鳥味」。

 鳥が怖い話の次いでに我が弱点を曝すと、蛙がダメなのだ。爬虫類はそもそも苦手だが、特に蛙はダメ。小さい頃、ケロヨン(知っているかなあ?)の着ぐるみを着た人が近くに寄っただけで逃げ回っていたくらい。これは関係ないけどな(笑)。
 もうひとつ、どーっしてもダメなものは、「お化け屋敷」。歩いて行くタイプのヤツは特にダメ。そのくせに、入ってしまっていた子ども時代。
 一度などは遊園地で、怖くて歩けず、前にいたカップルの男性の腰に捕まって、我らチビ3人が数珠繋ぎになっていたことがあった。男性は、「何だ、何だー」。とずっと言ってはいたが、腰にぶら下がったチビ(自分たちのこと)を振り払うこともなく出口まで行ってくれたのに、お礼も言わなかった。
 大人になって思うに、もしかしたら彼女が怖がって、かなり距離を近くする大切な催しだったかも知れなかったなあ。悪いことをしたものだ。
 結局ずっと俯いていたので、地面しか見ていなかった(笑)。だったらもう行くな。というのが正しい考えなのだが、バカガキ(自分のこと)は、懲りずにまたまた入ったのである。
 今度は地元のスーパーに出来た特設のちゃちいタイプ。にも関わらず、友人が「この子、本当に怖がっているので、止めてください」。と、隠れているお化け(役の人)に向かって、声を張り上げたくらい。一斉にライトが灯り、明るくなった中、出口に向かった苦い思い出。
 これも、大人になって思うに、途中棄権に巻き込んだ友人に悪かったよなあ。
 そんなこんなで、それ以降は、「お化け屋敷」には近寄らなかったのだが、大人になって一度だけ足を踏み入れた。だが、バカだったガキの頃とは違う。己を良く分かっているので、前後左右に人を配し、自分は真ん中で囲まれるようにして歩いたので、無事生還。何も見ちゃいなかったけれど(笑)。
 怖いのは勿論だが、得体の知れない物に触られるのが耐え難いといった潔癖性(少しだけ)も影響を及ぼしていると思えてならないのだ。
 







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