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天ぷら弁当/ぐー猫が…

2017年11月17日 | 田舎生活の衣食住
 天ぷら(シメジ天、生姜天、ネギとニンジンのかき揚げ)
 ニラ納豆卵
 辛味噌煮(コンニャク、厚揚げ)
 野菜サラダ(セロリ、キャベツ)







 天ぷらは、水溶きの小麦粉を衣にせず、材料に片栗粉をまぶすだけ。そして炒め物くらいの量の油で焼くので、無駄が出ないのが気に入っている。それに、片栗粉を使うと冷めてもパリパリなのも、弁当には持ってこいなのだ。
 これまでずっとそうしている。なのに、な、なのに、シメジがいつまで経ってもカリッとしない。「えいえい」と菜箸で押すと、水分がパチパチ油に撥ねる。
 シメジって、そんなに水分多かったっけな? エノキや椎茸、舞茸は問題なく天ぷらになったのになあ。そういやあ、シメジを天ぷらにするの初めてだったような気がする。見栄え、すこぶる悪し。弁当が楽しみでなかったの、初めてだったように記憶する。
 ところがどっこい。食べてみたら、シメジも生姜もかき揚げも、すんごく美味かった。野菜って、煮るよりも焼いた方が甘さが凝縮されて美味い気がする。目出たし、目出たし。
 しかし、見目は悪し。

 ぐーが食に関して自己主張をし出した。カリカリでは気に入らずに、ウエットを御所望になる。自分の席から少し離れて座って、目を細めて合図してくるのだが、「ウエットは朝食べただろうが。夜まで待ちな」。そう、おっさんの癖に日に3度飯を喰うのだ。
 食が細く、一度に普通の猫の半分くらい(ぽつ男の1/4くらい)しか食べないので、遊び喰いも多めに見ている。
 ただ、頑固者のぽつと違って、もうこれ以上強請っても無駄だと感じると、大人しくカリカリと食べ出すので、茶碗によそって傍を離れちまうのだ。
 そんな単独昼飯のぐーの回りをグルグル回るぽこ猫。ぽつ男は、案外賢いので、昼はカリカリだけと知っているから、喰わないの。それで、朝晩2回はお代わりをするのだ。こいつもチビの頃から体が弱く、ひと度具合が悪くなると、ドッカーンと痩せこけてしまうため、体力を付けろとばかりに、喰わせている。喰わせないといち日中、ストーカー猫と化す。
 「(猫の)飼い主」ならぬ「飼わされ主」は、日がな飯と猫と戦い、疲れるのだ。←自分のことだけれど。
 「人間だって腹が減れば飯を喰う。トイレにだっていくのだよ」。まずは、ここのところから理解していただきたいものだ。

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