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赤魚の粕漬け弁当/世界の回り方。

2019年11月24日 | 田舎生活の衣食住







 赤魚の粕漬け
 柿の煮〆(柿、ジャガイモ、大根)
 大根の葉の卵とじ(大根の葉、タマネギ、卵)
 グリーンサラダ(セロリ、キャベツ)

 柿を初めて煮てみたりしたのだが、鰹出汁との相性がバッチグー(古い)で、美味しく炊けた。反してこのジャガイモ。名前は忘れたのだが、「ワシは、ジャガイモ。何者にもこのことは譲れぬ」といった頑固一徹で、煮崩れしない代わりに、ほかとの交わりも一切拒否で、一緒に炊いたのに単独の味だった。
 
 「赤魚の粕漬け」を食べると、「最高〜。一番美味い」と思い、鰆(さわら)を食べると、「上品で美味い」と感じ、「西京漬け」は、「かなり旨味があってよろしい」と舌鼓を打ち、「やっぱりサーモンは鉄板の美味さ」と堪能する。
 秋刀魚を焼いて、醤油だけ、鰈(かれい)の煮付け、どれもこれも「美味しいな」。
 それだけ。

 昨日は、陽射しもなく、終日冷たい雨で、寒かった。猫は炬燵から出て来ず、それはそれで物怪の幸いで、あれやこれや片付けに勤しむことができた。
 すると、夕方になって午後遅くに起き出してね(トイレや食事はしていたけれど)、やれ「遊べ」だの「ブラッシング」だの、いち日分の用事を言い付けるんだぜ。
 猫ってさ、「世界の中心は自分」だよね。昔、「世界は自分を中心に回っている」と、言っていた馬鹿女がいたが、あいつも猫と同じくらいの脳みそなのだろうなあ。