2010年11月21日 カムチャツカ発
[北東管区国境警備局がカニ密漁密輸で2隻のFOCを拘束]
11月19日、ロシアFSB北東管区国境警局所属警備艇“ППС-818”(PPS-818)が、オホーツク海において拘束した密漁密輸FOC船“Перфект”(パーフェクト)をペトロパブロフスクカムチャツキー港向け連行していたところ、不審な商業船を発見した。
この不審船は“ППС-818”(PPS-818)の呼び出しに応じず逃走を開始したため、当局は、カラシニコフでマストやアンテナへの警告射撃をおこなう一方、FSB所属航空機も合流させ、これから更に警告射撃をおこないようやく停船させた。
この不審船はカンンボジア旗”Фловер”(フラベル)、母港プノンペン、乗組員はロシア人で、船内からは5万2,500個体の活ズワイガニ等が発見されたが、これらの漁業活動を満たす許可は取得していなかった。
また、翌11月20日、当局所属警備艇“Воровский”(ヴォロフスキー)は、オホーツク海をパトロール中、カニの密漁密輸を試みたパナマ旗商業船“Атлант”(アトラン)を拘束した。
当局が“Атлант”を検査したところ、乗組員はロシア人で、専用漁具と活カニ輸送の専用設備とともに、約2.5トンの冷凍ニシンとスケトウダラを所持していたが、“Атлант”はこれらの漁業活動を満たす許可を取得していなかった。
“Перфект”に加え”Фловер”と“Атлант”も当局によりペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行されることとなった。
今年に入り、北東管区国境警備局が拘束した商業船38隻のうち、18隻は便宜置籍FOC船だった。
この間、30万個体のカニが違法に漁獲され、被害総額は138.5百万ルーブルと見積もられる。
[北東管区国境警備局がカニ密漁密輸で2隻のFOCを拘束]
11月19日、ロシアFSB北東管区国境警局所属警備艇“ППС-818”(PPS-818)が、オホーツク海において拘束した密漁密輸FOC船“Перфект”(パーフェクト)をペトロパブロフスクカムチャツキー港向け連行していたところ、不審な商業船を発見した。
この不審船は“ППС-818”(PPS-818)の呼び出しに応じず逃走を開始したため、当局は、カラシニコフでマストやアンテナへの警告射撃をおこなう一方、FSB所属航空機も合流させ、これから更に警告射撃をおこないようやく停船させた。
この不審船はカンンボジア旗”Фловер”(フラベル)、母港プノンペン、乗組員はロシア人で、船内からは5万2,500個体の活ズワイガニ等が発見されたが、これらの漁業活動を満たす許可は取得していなかった。
また、翌11月20日、当局所属警備艇“Воровский”(ヴォロフスキー)は、オホーツク海をパトロール中、カニの密漁密輸を試みたパナマ旗商業船“Атлант”(アトラン)を拘束した。
当局が“Атлант”を検査したところ、乗組員はロシア人で、専用漁具と活カニ輸送の専用設備とともに、約2.5トンの冷凍ニシンとスケトウダラを所持していたが、“Атлант”はこれらの漁業活動を満たす許可を取得していなかった。
“Перфект”に加え”Фловер”と“Атлант”も当局によりペトロパブロフスクカムチャツキー港へ連行されることとなった。
今年に入り、北東管区国境警備局が拘束した商業船38隻のうち、18隻は便宜置籍FOC船だった。
この間、30万個体のカニが違法に漁獲され、被害総額は138.5百万ルーブルと見積もられる。