2012年04月10日
モスクワ発
[加工母船“Виктория”(ヴィクトリア)の後ろに誰がいるのか?]
Кто стоит за российской плавбазой “Виктория”?
中国企業“パシフィックアンデス”(Pacific Andes)はロシアのスケトウダラを加工する
“Pacific Andes” будет перерабатывать российский минтай
加工母船“Виктория”は、“パシフィックアンデス”によって、ロシアのスケトウダラを、すり身とフィレに加工するため、船内改装された。
情報によると、全長140メートルの大型加工母船“Виктория”は、ロシア海域のスケトウダラ資源を、すり身とフィレに加工するため、韓国の釜山において、“パシフィックアンデス”によって改装された。
一方“パシフィックアンデス”は、この件について、直接的にも、また間接的にも関与を否定している。
しかしながら、ロシア海事船舶登録当局によると、この船は香港の"Throne Holding"という会社の登記となっており、連絡先電話番号は、関連会社“パシフィックアンデス”のものと同一となっている。
“Виктория”は、建造当初、日本水産が所有者で、“MiyadzimaMaru”(宮島丸)と呼ばれていた。
その後 “Виктория”は、“Дальморепродукт”(ダリモレプロドクト)へ売却され、南太平洋においてベリーズ旗で操業を行った。
“Виктория”は、時間の経過のなかで、カリーニングラード企業など、いくつかの船主を転々としたが、その背景にも“パシフィックアンデス”の関与があったとされている。
ロシア海域で、スケトウダラを漁獲し、加工する船は、ロシア人所有者である規則となっており、その点を業界団体である、全ロシアスケトウダラ漁業者協会も指摘している。
なお、“パシフィックアンデス”は仲介者を通じ、日本のマルハニチロと、日本市場におけるすり身販売の2年契約を昨年2011年締結した経緯にあり、マルハニチロは"Виктория"の洋上すり身を、今年については、4,000トン-5,000トン、来年2013年以降は、1万2,000トン-1万3,000トン輸入する計画だとしている。
モスクワ発
[加工母船“Виктория”(ヴィクトリア)の後ろに誰がいるのか?]
Кто стоит за российской плавбазой “Виктория”?
中国企業“パシフィックアンデス”(Pacific Andes)はロシアのスケトウダラを加工する
“Pacific Andes” будет перерабатывать российский минтай
加工母船“Виктория”は、“パシフィックアンデス”によって、ロシアのスケトウダラを、すり身とフィレに加工するため、船内改装された。
情報によると、全長140メートルの大型加工母船“Виктория”は、ロシア海域のスケトウダラ資源を、すり身とフィレに加工するため、韓国の釜山において、“パシフィックアンデス”によって改装された。
一方“パシフィックアンデス”は、この件について、直接的にも、また間接的にも関与を否定している。
しかしながら、ロシア海事船舶登録当局によると、この船は香港の"Throne Holding"という会社の登記となっており、連絡先電話番号は、関連会社“パシフィックアンデス”のものと同一となっている。
“Виктория”は、建造当初、日本水産が所有者で、“MiyadzimaMaru”(宮島丸)と呼ばれていた。
その後 “Виктория”は、“Дальморепродукт”(ダリモレプロドクト)へ売却され、南太平洋においてベリーズ旗で操業を行った。
“Виктория”は、時間の経過のなかで、カリーニングラード企業など、いくつかの船主を転々としたが、その背景にも“パシフィックアンデス”の関与があったとされている。
ロシア海域で、スケトウダラを漁獲し、加工する船は、ロシア人所有者である規則となっており、その点を業界団体である、全ロシアスケトウダラ漁業者協会も指摘している。
なお、“パシフィックアンデス”は仲介者を通じ、日本のマルハニチロと、日本市場におけるすり身販売の2年契約を昨年2011年締結した経緯にあり、マルハニチロは"Виктория"の洋上すり身を、今年については、4,000トン-5,000トン、来年2013年以降は、1万2,000トン-1万3,000トン輸入する計画だとしている。