2012年05月28日
モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定 2012年6月に批准]
2012年5月25日、ロシア国会本会議が行われ、同年6月5日から7月6日までのスケジュールが決定し、ロシア漁業庁は、北朝鮮とのIUU漁業防止協定が、2012年6月中に批准されると発表した。
このロ朝IUU漁業防止協定は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされ、批准にかかる法案が、2012年5月2日、下院へ提出されていた。
(以下参考過去情報)
2012年05月05日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定批准へ]
ロシアの北朝鮮とのIUU漁業防止政府間協定批准にかかる法案が、2012年5月2日、下院へ提出されたとロシア連邦漁業庁が発表した。
このロ朝IUU漁業防止協定は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされた。
同庁副長官ソコロフは、今年2012年内に、日本とも同様の政府間協定締結を予定しており、北朝鮮との進捗状況は、これに刺激を与え、ウラヂオストクで開催のAPEC首脳会議の際にも署名できる可能性があると語った。
ソコロフは、IUU漁業防止にかかる協力は米国、カナダとも交渉中であり、ロシアの魚の最も重要な市場である中国とも体制を強化する必要があると加えた。
2012年01月31日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とIUU漁業防止政府間協定締結]
ロシア連邦漁業庁は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより、IUU漁業防止政府間協定に署名がなされたと発表した。
ロシア極東海域においてカニなどの密漁、日本や韓国など東アジア諸国への水産物密輸が横行しており、ロシア連邦漁業庁は原産地証明等の管理にかかる関係国との協定を締結するなどし、これに対抗、防止対策を構築することを喫緊の課題と位置付けている。
ロシアはIUU漁業防止政府間協定を既に韓国とも締結しており、日本や中国とは覚書に署名、カナダともその署名に向けた準備を進めている。
2012年01月30日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定締結へ]
ロシア連邦漁業庁長官クライニーは、本日2012年1月30日、北朝鮮とのIUU漁業防止協定が締結される見込みだと発表した。
この協定には、水棲生物資源の貿易にかかる原産地証明の確認システムが盛り込まれている。
IUU漁業、密漁密輸は、水棲生物資源を枯渇させるばかりでなく、関税等の支払い義務の側面でも、国家に損害を与えている。
去る1月26日の記者会見においてクライニーは、IUU漁業、密漁密輸による国家の損失は昨年2011年、8億ドル相当だったと発表し、極東においては、ロシアのどの地域よりも密漁密輸が横行しており、カニの5分の1、ウニの6分の1が違法に漁獲された製品だと指摘、原産地証明等の管理にかかる関係国との協定を締結するなどし、これに対抗、防止対策を構築すると言及していた。
2012年01月15日 モスクワ発
[ロシア政府が北朝鮮とのIUU漁業防止協定合意を承認]
ロシア政府は、北朝鮮との水棲生物資源を対象とするIUU漁業防止協定合意について承認をした。
ロシアと北朝鮮の2国間合意には、水棲生物資源の管理保全と漁船に関する情報交換、およびそのための当局の人員と監視船の配備等が盛り込まれている。
また、加えて輸出製品に関する有効期間3ケ月の証明書の取得や、その発給後12時間以内にお互いの当局事務所へコピーを通報する義務等も規定されている。
このことで、船舶要目、船舶登録番号、船名等の証明がない入港船から搬入される水棲生物資源の輸入は不可能となる。
2011年12月22日 モスクワ発
[ロシアは北朝鮮とのIUU漁業防止政府間協定締結の準備をする]
ロシア連邦漁業庁は、2011年12月22日、ロシア政府幹部会において、北朝鮮とのIUU漁業防止協定締結にむけた協議が行われると発表した。
この報告は連邦漁業庁長官クライニーが行い、外務省の他、利害が発生する連邦行政当局との調整、北朝鮮との交渉による合意文書の承認が検討される。
協定案には、水棲生物資源の漁獲の妥当性の担保と確認、輸出証明書の発行とその検査体制等が盛り込まれている。
2011年04月28日 モスクワ発
[ロシアと北朝鮮がIUU漁業防止協定覚書に署名]
ロシア連邦漁業庁は、アジア太平洋の港への密漁製品の密輸出を防ぐため、4月27日水曜日、ピョンヤンにおいて、ロシアと北朝鮮はIUU漁業防止協定覚書に署名したと発表した。
ロシアはIUU漁業防止のための政府間協定を、昨年夏に韓国と締結、中国、日本ともその準備をしており、この覚書への署名は、北朝鮮との政府間協定締結への大きな第1歩と位置づけられる。
関係者によると、毎年、自国水域内で、公式なデータの3倍のカニや魚が漁獲されており、ロシアにとってこの問題の解決は極めて重要なもので、特に、カニやウニをアジア太平洋市場へ密輸する密漁者のほとんどが、ベリーズ、パナマ等に船籍を登録した便宜地籍船FOCであることが指摘されている。
2011年04月26日 モスクワ発
[漁業庁長官クライニーが北朝鮮を訪問しIUU漁業防止を協議]
ロシア連邦漁業庁長官クライニーは、北朝鮮を訪問し、水産大臣パク・ツイヒヴァンと両国の漁業分野の国際的協力について協議をおこなっている。
4月27日には、ロシア連邦漁業庁と北朝鮮水産省との間で、IUU漁業防止協定が合意される予定だ。
モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定 2012年6月に批准]
2012年5月25日、ロシア国会本会議が行われ、同年6月5日から7月6日までのスケジュールが決定し、ロシア漁業庁は、北朝鮮とのIUU漁業防止協定が、2012年6月中に批准されると発表した。
このロ朝IUU漁業防止協定は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされ、批准にかかる法案が、2012年5月2日、下院へ提出されていた。
(以下参考過去情報)
2012年05月05日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定批准へ]
ロシアの北朝鮮とのIUU漁業防止政府間協定批准にかかる法案が、2012年5月2日、下院へ提出されたとロシア連邦漁業庁が発表した。
このロ朝IUU漁業防止協定は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより署名がなされた。
同庁副長官ソコロフは、今年2012年内に、日本とも同様の政府間協定締結を予定しており、北朝鮮との進捗状況は、これに刺激を与え、ウラヂオストクで開催のAPEC首脳会議の際にも署名できる可能性があると語った。
ソコロフは、IUU漁業防止にかかる協力は米国、カナダとも交渉中であり、ロシアの魚の最も重要な市場である中国とも体制を強化する必要があると加えた。
2012年01月31日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とIUU漁業防止政府間協定締結]
ロシア連邦漁業庁は、2012年1月30日、モスクワにおいて、ロシア側代表の同庁長官クライニーと北朝鮮側代表漁業大臣パクにより、IUU漁業防止政府間協定に署名がなされたと発表した。
ロシア極東海域においてカニなどの密漁、日本や韓国など東アジア諸国への水産物密輸が横行しており、ロシア連邦漁業庁は原産地証明等の管理にかかる関係国との協定を締結するなどし、これに対抗、防止対策を構築することを喫緊の課題と位置付けている。
ロシアはIUU漁業防止政府間協定を既に韓国とも締結しており、日本や中国とは覚書に署名、カナダともその署名に向けた準備を進めている。
2012年01月30日 モスクワ発
[ロシア 北朝鮮とのIUU漁業防止協定締結へ]
ロシア連邦漁業庁長官クライニーは、本日2012年1月30日、北朝鮮とのIUU漁業防止協定が締結される見込みだと発表した。
この協定には、水棲生物資源の貿易にかかる原産地証明の確認システムが盛り込まれている。
IUU漁業、密漁密輸は、水棲生物資源を枯渇させるばかりでなく、関税等の支払い義務の側面でも、国家に損害を与えている。
去る1月26日の記者会見においてクライニーは、IUU漁業、密漁密輸による国家の損失は昨年2011年、8億ドル相当だったと発表し、極東においては、ロシアのどの地域よりも密漁密輸が横行しており、カニの5分の1、ウニの6分の1が違法に漁獲された製品だと指摘、原産地証明等の管理にかかる関係国との協定を締結するなどし、これに対抗、防止対策を構築すると言及していた。
2012年01月15日 モスクワ発
[ロシア政府が北朝鮮とのIUU漁業防止協定合意を承認]
ロシア政府は、北朝鮮との水棲生物資源を対象とするIUU漁業防止協定合意について承認をした。
ロシアと北朝鮮の2国間合意には、水棲生物資源の管理保全と漁船に関する情報交換、およびそのための当局の人員と監視船の配備等が盛り込まれている。
また、加えて輸出製品に関する有効期間3ケ月の証明書の取得や、その発給後12時間以内にお互いの当局事務所へコピーを通報する義務等も規定されている。
このことで、船舶要目、船舶登録番号、船名等の証明がない入港船から搬入される水棲生物資源の輸入は不可能となる。
2011年12月22日 モスクワ発
[ロシアは北朝鮮とのIUU漁業防止政府間協定締結の準備をする]
ロシア連邦漁業庁は、2011年12月22日、ロシア政府幹部会において、北朝鮮とのIUU漁業防止協定締結にむけた協議が行われると発表した。
この報告は連邦漁業庁長官クライニーが行い、外務省の他、利害が発生する連邦行政当局との調整、北朝鮮との交渉による合意文書の承認が検討される。
協定案には、水棲生物資源の漁獲の妥当性の担保と確認、輸出証明書の発行とその検査体制等が盛り込まれている。
2011年04月28日 モスクワ発
[ロシアと北朝鮮がIUU漁業防止協定覚書に署名]
ロシア連邦漁業庁は、アジア太平洋の港への密漁製品の密輸出を防ぐため、4月27日水曜日、ピョンヤンにおいて、ロシアと北朝鮮はIUU漁業防止協定覚書に署名したと発表した。
ロシアはIUU漁業防止のための政府間協定を、昨年夏に韓国と締結、中国、日本ともその準備をしており、この覚書への署名は、北朝鮮との政府間協定締結への大きな第1歩と位置づけられる。
関係者によると、毎年、自国水域内で、公式なデータの3倍のカニや魚が漁獲されており、ロシアにとってこの問題の解決は極めて重要なもので、特に、カニやウニをアジア太平洋市場へ密輸する密漁者のほとんどが、ベリーズ、パナマ等に船籍を登録した便宜地籍船FOCであることが指摘されている。
2011年04月26日 モスクワ発
[漁業庁長官クライニーが北朝鮮を訪問しIUU漁業防止を協議]
ロシア連邦漁業庁長官クライニーは、北朝鮮を訪問し、水産大臣パク・ツイヒヴァンと両国の漁業分野の国際的協力について協議をおこなっている。
4月27日には、ロシア連邦漁業庁と北朝鮮水産省との間で、IUU漁業防止協定が合意される予定だ。