ロシア漁業ニュースヘッドライン ２０１４年０１月 http://kisenren.com

２０１４年０１月１０日
ユ－ザ－　　各位
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　
拝啓　時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昨年末との合併号として、今年、初の配信をさせていただきます。
おかげさまで、当漁業ニュース配信も１７年目を迎えることになりました。
本年も一層のお引き立て、何卒よろしくお願い申し上げます。　
なお、ロシア漁業庁は、２０１３年１２月６日付№ 210-кр（ｋｒ）により、新しい同庁副長官としてアレクセイ・スタニスラヴァヴィッチ・ペシュコフ（Алексей Станиславович Пешков）が任命されたと発表しました。今号のTopNews としてご報告申し上げます。
敬具
（国際漁業対策事業部；原口聖二）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Contents
TopNews　漁業庁新副長官が任命される　アレクセイ・スタニスラヴァヴィッチ・ペシュコフ
・第２７回ロシア北朝鮮漁業委員会が開催される（ロシア２ケ国間漁業協定関連等外５件）
・カルテル罰金でロシア大手が倒産の危機（ロシア独占禁止庁関連外７件）
・メドヴェージェフがＩＵＵ漁業を排除するため国家行動計画を承認(ＩＵＵ漁業防止等協定関連外４件)
・今漁期漁獲量が約４１３万５,０００トンに達する(ロシア漁業者底魚等操業関連外１５件)
・西カムチャツカ海域等タラバガニ商業操業再開関連（全９件）
・太平洋サケマス流し網漁業にかかる極東漁業規則を変更する（太平洋サケマス操業関連外４件）
・ロシア漁業者に残ったサンマ漁業の課題(ロシア太平洋サンマ操業関連外４件)
・サハリン州国境警備局が３３０トンの密漁水棲生物資源を押収（ＦＯＣ/ＩＵＵ取締情報関連外１０件）
・日本産の魚類がロシア産として売られている話は本当か（韓国スケトウダラ等市場関連外９件）
・セネガル軍がロシア船籍トロール漁船の拘束理由を発表(その他ロシア漁業関連情報外１８件)
・漁業権めぐり銃撃戦、金正恩が送った兵士が張成沢に惨敗（北朝鮮漁業関連外４件）

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セネガル軍がロシア船籍トロール漁船の拘束理由を発表

２０１４年０１月０５日
モスクワ発
[セネガル軍がロシア船籍トロール漁船の拘束理由を発表]
２０１４年１月４日、ダカールへ連行されたロシア船籍トロール漁船”Олег Найденов”（オレグ・ナイデノフ）について、その拘束理由をセネガル軍の代表が発表した。
セネガル軍は、”Олег Найденов”が、セネガルの南のギニアビサウとの国境に近い海域で違法操業をしていたと説明している。
また、セネガルの漁業海洋大臣は、この外にも、ロシアの漁船が適切な許可証なしで、繰り返しセネガル海域で操業している実態があると指摘したと伝えられている。
一方、ロシア漁業庁は、ギニアビサウ沿岸４６マイルの海域でセネガル軍に拘束されたと発表していた。
”Олег Найденов”の船主は、ムルマンスクの”Феникс”（フェニックス）社で、乗組員は６２名のロシア人と２３名のギニアビサウ人で構成されていたとされる。
拘束当日、セネガル軍の４名の武装兵が”Олег Найденов”に乗船、船長に対し、軍艦のあとに続くよう命じた。
しかし、船長がこれを拒否したため、無線室に手錠をはめ監禁されて、ダカールへ連行された。
なお、今回の拘束事件で、少なくとも２名の負傷者がでている模様。