米国とのＩＵＵ漁業防止政府間協定 国内手続きの開始を表明

２０１５年０５月１４日
モスクワ発
[米国とのＩＵＵ漁業防止政府間協定　国内手続きの開始を表明]
ロシア漁業庁は２０１５年５月１４日、米国とのＩＵＵ漁業（密漁密輸）防止にかかる政府間協定について協議を行い、その草案に合意し、署名に向け国内手続きを開始する意図を確認したと発表した。
この協議のロシア側代表団は代表を同庁副長官ソコロフ（ワシリー）が務め、農業省、ＦＳＢ、税関当局の代表者らが参加した。
ロシアと米国は、ＩＵＵ漁業防止政府間協定の草案に合意し、署名に向け国内手続きを開始する旨の議事録を作成して今回の協議を終えた。

コジェミャコがギドロストロイと大規模末端小売の直販を視察

２０１５年０５月０８日
サハリン発
[コジェミャコがギドロストロイと大規模末端小売の直販を視察]
サハリン州知事代行コジェミャコは、春の大型連休中、大規模末端小売店舗を視察し、同州水産最大手“ギドロストロイ”（Гидрострой）社との直接取引販売等を視察した。
コジェミャコは、スーパーマーケットの“ストリチヌイ”（Столичный）と、ショッピングモールの“カリンカ”（Калинка）、“スラヴヤンスキー・バザール”（Славянский базар）の水産物売場を訪問した。
売場では、スケトウダラのフィレが１９８ルーブル/ｋｇ等、通常価格より２０％安い価格でマーチャンダイジングが展開されていた。
これは、“ギドロストロイ”と末端小売の直接取引契約に基づく展開であり、コジェミャコは、消費者のため生産者と流通業者が向かうべき姿だと語った。
（*報告担当者　原口聖二：　コジェミャコは、知事代行着任以来、市場における製品の価格形成の問題点等について強い関心を示している。）