歴史に幕を下ろした北転船
「北転船」終了へ
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151227/4626331.html
『かつて北洋漁業の花形といわれた北洋転換底引き網漁船・いわゆる北転船は、今月(12月)妥結した日ロ両政府による交渉で、漁獲割当量が0となり、半世紀以上続いてきた歴史に幕を下ろすことになりました。
北転船は、釧路港を基地に最盛期の昭和48年には水揚げ量が100万トンを超え、北洋の花形といわれましたが、ロシアの排他的経済水域での操業が制限されるようになって衰退し、ことしの水揚げ量は81トンにとどまっていました。
こうした中、日ロ両政府は今月(12月)16日にモスクワで開いた双方の排他的経済水域における漁獲枠などに関する交渉で、ロシアの排他的経済水域での北転船の漁獲割当量を0とすることで妥結しました。
この結果、北転船は昭和36年から半世紀以上続いてきた歴史に幕を下ろすことになりました。
北転船をとりまとめる「北海道機船漁業協同組合連合会」の原口聖二常務は「長く続いた歴史が終わってしまうのは非常に残念だがやむを得ない」と話しています。』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151227/4626331.html
『かつて北洋漁業の花形といわれた北洋転換底引き網漁船・いわゆる北転船は、今月(12月)妥結した日ロ両政府による交渉で、漁獲割当量が0となり、半世紀以上続いてきた歴史に幕を下ろすことになりました。
北転船は、釧路港を基地に最盛期の昭和48年には水揚げ量が100万トンを超え、北洋の花形といわれましたが、ロシアの排他的経済水域での操業が制限されるようになって衰退し、ことしの水揚げ量は81トンにとどまっていました。
こうした中、日ロ両政府は今月(12月)16日にモスクワで開いた双方の排他的経済水域における漁獲枠などに関する交渉で、ロシアの排他的経済水域での北転船の漁獲割当量を0とすることで妥結しました。
この結果、北転船は昭和36年から半世紀以上続いてきた歴史に幕を下ろすことになりました。
北転船をとりまとめる「北海道機船漁業協同組合連合会」の原口聖二常務は「長く続いた歴史が終わってしまうのは非常に残念だがやむを得ない」と話しています。』