2017年11月21日
モスクワ発
[造船所ヤンターリ マルチ漁船進水式]
2017年11月17日11:00-カリーニングラードのバルト海に接する“Янтарь”(ヤンターリ)造船所において、カムチャツカ地方のレーニン漁業コルホーズ発注のトロール漁船の進水式が行われた。
セレモニーにはロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフも参加した。
このトロール漁船は、プロジェクトNo.SK-3101R(全長50.6m)の“Ленинец”(レニネツ)で、2018年までに、これを含め同型“Командор”(コマンドル)、“Ударник”(ウダルニク)の計3隻を建造する予定である。
同造船所の代表は、この漁船の特徴が、極東資源の動向を意識していることで、着底及び中層トロール、機船底引に加え、イワシ操業も視野に入れており、巻き網が可能な、マルチ性だと指摘している。