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北海道機船漁業協同組合連合会
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ノルウエー 来年2025年1月1日 ズワイガニ漁業許可一斉更新 参加制限 陸上産業供給漁獲割当導入  北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2024-06-18 02:21:38 | 日記

 

 

2024年06月18日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ノルウエー 来年2025年1月1日 ズワイガニ漁業許可一斉更新 参加制限 陸上産業供給漁獲割当導入]

ノルウエー貿易産業水産省は来年2025年1月1日、ズワイガニ漁業許可の一斉更新を行い、参加条件を変更すると、2024年5月下旬に発表した。

既存のすべての許可の取り消しとなり、新たな条件に基づく許可申請が必要となる。

ノルウエー漁業海洋大臣マリアンヌ・シベルトセン・ネスは、ズワイガニ漁業の収益性確保のため、より厳格な参加制限が必要だと指摘、着業者が少なければ、漁業効率が高まると言及した。

来年2025年から、ズワイガニのTACの10%が活製品出荷のために確保されることも決定された。

これは、新たにズワイガニ操業許可を取得した漁船が、陸上産業との協定締結を条件に漁獲申請し、アクセス可能となる。

漁業管理当局は、業界と協力し対話しながら、この規定を管理する最善の方法をとる任務を負うことになる。

マリアンヌ・シベルトセン・ネスは、陸上産業の活動をさらに刺激したいと考えており、原料供給漁獲割当が貢献するか否かを確認したいと語り、同時に、漁船の収益性確保が必要で、新たな操業パターン調整がプラスの波及効果をもたらす時、将来的に支援予算を用意すべきかどうかを判断することができると加えた。

ノルウエーは昨年2023年、ズワイガニ漁業許可の一斉更新を、来年2025年1月1日、行うことを決定した。

新たな許可申請には、2020年-2022年5月16日の漁業活動実績に基づき制限される。

この間、当該漁業のための漁船建造等の投資を行った者は、厳格な条件の下、制限から除外される。

すべての対象漁船所有者に一度、取り消し決定が通知され、許可は消滅し、ズワイガニ漁業許可の新しい条件が同時に通知され、申請手続きが開始されることになる。

 

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