2024年04月30日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[スケトウダラ等北太平洋起源の資源が北極域バレンツ海に適応し始める]
全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ北極地方支部ピンロは、ズワイガニ(オピリオ)、タラバガニばかりでなく、北極域の海水温の上昇により北太平洋起源のスケトウダラとカラフトマスがバレンツ海の生態系へ侵入し、適応し始めており、この研究を本格化すると発表した。
同支部の研究者は、ロシア地理学会の専門家とのフランツ・ヨシフ諸島における共同調査に参加しており、水棲生物資源の棲息域に関するデータ収集、モニタリング、プランクトンの採取等を行う計画となっている。
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