ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

2024年漁期 カムチャツカ地方 太平洋サケマス 6月1日操業開始を意思決定  一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

2024-05-02 14:21:14 | 日記

2024年05月02日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[2024年漁期 カムチャツカ地方 太平洋サケマス 6月1日操業開始を意思決定]

カムチャツカ地方遡河性魚種生産管理委員会は、2024年4月27日、同年漁期の太平洋サケマス操業について、例年どおり6月1日からを開始することを意思決定した。

今漁期、極東地方における太平洋サケマスの漁獲勧告は約32万トンで、これは、直近偶数年2022 年とほぼ同水準となっている。

地域別では、カムチャツカ地方が約17万トン、サハリン州約9万トン、ハバロフスク地方約5万トン、そしてマガダン州、沿海地方、チュクチ自治管区で約1万1,000トン等が勧告されている。

また魚種別では、カラフトマスが19万2,900トン、シロザケ8万8,000トン、ベニザケ2万7,600トン、ギンザケ1万800トン、マスノスケ450トン等となっている。

ロシア科学研究機関は、太平洋サケマスの生産のベースは、カムチャツカ半島北東部と西部、東サハリン、そしてハバロフスク地方オホーツク海の各沿岸なると予想している。

また、カラフトマスについて、多くの漁場で直近偶数年2022年を上回るが、サハリン北西部と南クリールの沿岸では、これを下回ると予想している。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポスト英国EU離脱 イカナゴ... | トップ | 稚内対岸サハリン州コルサコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事