2011年08月04日 サハリン発
[サハリン国境警備局はスポーツ・趣味を装うカニの密漁と戦う]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、スポーツ・趣味を装った実質的なカニの密漁との戦いを続けており、その結果、100万ルーブルを超える損害を防いでいる。
現在、サハリン、南クリール、およびカムチャツカの沿岸において、ケガニの漁獲は禁止されている。
タタール海峡南部とアニワ湾のTACが設定されているが、極少量で、しかもその枠は、学術研究の目的のみに利用が認められている。
当局は、スポーツ・趣味を装い、ケガニばかりでなく、タラバガニについても、商業規模の密漁が行われている実態をミデイアへ発表した。
当局は、2011年6月から同7月までの間、管轄沿岸で約500の無印の漁具を活カニとともに発見、これらの水棲生物資源を生息地へ海中還元し、約120万ルーブルの損害を未然に防いだ。
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