旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

287 良い所を見つけ出す、何処かに良い所がある

2013-02-02 08:04:00 | 思い出日記
 高校の先生が、正式名称は知らないですが映画監督の‘五所平ノ助の集いの会’の現在会長をやって年一度東京に行かれています。試験の採点には必ず‘ごしょ’とサインがしてあり、先生が尊敬して愛してやまない映画監督です。私の世代よりも少し年上の映画ファンが良く知っています。

 この先生とは、欧州を一人旅して歩いている時に、本当に突然に偶然スイスの町であったのでした。1ドル360円当時、今の様に簡単に行けるはずが無いのに、ツアーで旅行中でした。卒業して2‐3年、私が欧州に行っているのをご存じなく、会った事を私以上に驚かれたと思います。その時、パリ祭に自分の部屋に来ないかと誘われたのでした。そう目的のある旅で無かったので行けば良かったのですが、何故か行かなかったので惜しい事をしたなと、後悔しています。

 スペインで買ったロングブーツ履いてスイスの町を一人歩いていた時、日本人グループがバスから降りて来られた時、バッタリ会いました。すぐ近くのオープンカフェでコーヒーを頂き、チップを置いて‘マダム シルブプレ’と言われた事を思い出します。この前、聞こうと思っていたら、より先に、スイスのどの町であったか聞かれたのでした。勿論、忘れていました。

 その先生に、五所監督の汽車とからました話が、産経新聞にシリーズで記事に載っているのを郵送しました。記事を書いた人は、色々な映画を汽車に絡ましてシリーズで書いているので、さすがに良く映画を見ているなと思いました。先生に聞くと有名な人で、同じ映画好きでも映画評論化になる人は見る所が違っています。ただ映画を楽しむだけで、私の場合は終わります。

 昔、映画評論家の淀川長冶さんが、‘どんな映画にも何処かに良い所がある’この考えはどれにも当てはまります。それを私の映画鑑賞に生かして、2級3級勿論1級とあらゆる、映画を見る事にしています。

 若い頃、寅さんを二人で見に行って、凄く面白かったのにもう一人が気に入っていなかったのでした。今なら面白く無い事が分りますが、私もつまらない思いをした事がありました。それ以来、一人で行くのが多くなりました。

 その時、返事と一緒にラジオ塔なるものが写真と一緒に送って来ました。ラジオ塔とは私自身は聞いた事が無かったですが、京都に7つあると言うことです。私も色々な事に興味をいだく者ですが、その塔の事はなにも知りませんでした。

 世の中便利になったもので、早速インターネットで検索して見ました。昔ラジオを聞く為に広場に作ったそうです。私たちの世代は公園でテレビを皆で見ました。それが石でできている為、戦災に合わなかった為に残ったものですが壊すのが面倒で今まで残ったに違いありません。
 ラジオ塔は多分見過ごせば何の事も無く石の塔、世の中興味があれば、何でも気に掛かるものです。
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