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半世紀前の事....

432 80才で水泳を始めて世界記録連発 !!  (毎土曜日 更新)

2015-09-12 06:26:53 | 目標
  こんな凄いのがあったのかと驚く、100才‐104才の日本マスターズ水泳の枠です。そこでただ一人出場し、世界で初めて100才で1,500メートルを完泳した人、長岡三重子さん。自宅でその祝勝会を開いている時に転倒し3週間入院していますが、直ぐに水泳を再開したのです。
 
 昭和43年に夫が病死、わらの卸問屋を一人でこなし、営業、納品、帳簿付けをやって、以後50年を一人で暮らしてきたと言う事です。
 
 勿論、1,500mの世界新記録はとても余人に真似できない凄い事、それよりももっと驚くのは80歳で水泳を始められた事です。そして90才を過ぎてからどんどん水泳の世界記録を数々残しています。

 三浦さんは沢山の人に支えられてエベレスト登頂、この方は100才一人で1,500を完泳。国民栄誉を取ったとか取ってないとかは聞きませんし知りませんが、とてつもない事をやっています。

 そもそも、55歳から始めた観世流の能で膝を痛め、医者の薦めでリハビリを目的で水泳を始めたそうです。無事に能に復帰できたのですが、次第に耳が悪くなって88歳の時に断念。新たな趣味として水泳に没頭するようになったそうです。我流で泳いでいたのですが、能で厳しく指導されたお蔭で、腹筋、背筋が鍛えられ、背中は曲がらず、それが水泳で役立ったそうです。

 息子さんがマスターズ水泳の選手で世界大会に出る時に観光気分で一緒して、90歳の時、イタリア大会で銀メダルを取ってから、何でも1番にならないと誰にも知らない。金メダルを取りたいと、帰国後スイミングで個人レッスンを片道小1時間歩いて始めました。

 そもそも、自炊生活をすると長生きするとの研究もあるということで、ノンバリアフリーの生活、それに頼るとバリアを超えられなくなり、彼女は日常生活の中で自然に訓練を築100年を越す2階建ての旧家でしたのです。階段は急で、夕方には開けた戸を閉めて回り、買い物はリュックを背負い近所のスーパー迄歩き、3食自炊して、煮豆など好きな物ばかり食べ、割と偏食だそうです。

 95才の時は、1年間に55本ものレースに出場、それまでは野菜や刺身が好物でしたが、体力を消耗してお腹がすくのか「すき焼きと食べたい」「焼肉を持ってきてくれ」と肉食に変身したとか、自立、トレーニング、チャレンジ精神、これら全てが長生きの秘訣だと思われます。

 日頃バイトで80歳以上の介護施設の人を毎日見ていると、とても信じられない事です。この方の話は、週刊誌に詳しく載っていました。凄い人は世の中探せば色々いるものだと改めて考えさせられました。
 

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