たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

2023GW 概ね「北陸」の旅vol.4

2023年05月13日 08時26分32秒 | 自然観察のススメ

ライチョウを見て、撮って

 

5月2日(火)

今日はアルペンルートを用いて立山室堂へ行きます。

言っても富山1,2の観光地ですので、WEB予約申し込み開始早々にも関わらず、ケーブルカーは7時40分発の便となります。

立山駅からケーブルカーで約7分、その後は高原バスで標高2,450mの室堂を目指します。

 

 

9時過ぎに室堂に到着です。

折しも「雪の大谷」が開催されており、平日でも人が混み混みです。

が、我が家はライチョウ狙いなので、ほぼ無関心です。

 

まずは腹ごしらえ

室堂駅構内の売店で「おやき」2個を購入し、朝食代わりとします。

室堂駅に隣接されている立山自然保護センター

 

10時30分から始まる、ナチュラリストによる自然解説に参加します。

 

20人程の参加者とスタートして数分、早速、第1ライチョウに遭遇です。

オスのライチョウでハイマツの中に入っています。

 

天然のライチョウと言えば、ほら、雪の上を歩き廻っているとか、高い岩の上で見張りをしているとか、大空を飛びまわっているとか・・・

そんな姿を想像していたのですが、ハイマツの奥に座っている姿は動物園とそう変わらない構図です。

一応、雪を意識した色使いで撮影してみましたが、何て言うか・・・

 

なんか、ちょっと違う感じ

 

ここで、トラブルが。

嫁が持ってきたPENTAX K-3markⅢの電源が入りません。

通常なら予備機を持ってくるのですが、山の上ですし、歩き廻るし1台に絞ってきたことが仇となっています。

 

一応、-10℃程度まで耐えられるのですが・・・

ちなみに現在、-5℃程度です。

一通り、自然解説を終えますが、結局写真が取れない状態なので、山を下り昨日行った富山ファミリーパークに行くこととします。

 

今日は高速も利用して、14時過ぎにはTFPに到着です。

俺は何か疲れたので、車の中でウトウト・・・

ふと気づけばすでに閉園時間で、嫁を回収し再び立山まで戻ります。

夕食を平らげたら温泉に入り就寝です。

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夏の全国ツアーvol.5 野生のニホンカモシカを追う

2022年08月20日 02時00分07秒 | 自然観察のススメ

たかが3,000m

されど3,000m

 

8月9日(火)

今日は、動物園(ZOO活)はお休みです。

代わりといっては何ですが、浅間山に野生のニホンカモシカを観に行くこととします。

場所は登山口から歩いて1時間ほどの「かもしか平」

歩行距離で片道3,000m、高低差で400mと言ったところでしょうか。

まっ、ちょっとしたハイキング感覚です。

 

昨日借りておいたレンタカーで7時前にはホテルを出ます。

道すがらコンビニで朝食&昼食を確保します。

そして登山口になる浅間山荘に向かいます。

 

えっと、あの「あさま山荘」とは別です。

 

有料駐車場(500円)に車を入れ、準備を整え出発したのは7時30分です。

 

しばらくは平坦な道が続きます。

幾度か川を渡り、傾斜のある山道を進みます。

 

歩き出して15分

ここで右登山靴のソールがはがれ落ちるというトラブル発生です。

購入してから15年、最後に山に登ってから7年ですから、ゴムの劣化は否めません。

(一応、来る前には点検してたんですが・・・)

一応、靴の裏にはウレタン状の布が貼ってあるので、裸足(靴下)状態ではありません。

これからの目的地までの地図を眺めると、岩場や礫はないようですので、少しペースを落とし、このまま、かもしか平を目指すこととします。

その5分後・・・

左足もソールが剝がれ、両足『びんぼっちゃまくん状態』となります。

これはこれで、足袋みたいに足裏が地面に吸い付き、いい感じです。

 

一の鳥居から小川の左岸を通る不動滝コースを選択します。

 

滝までは20分。

何かと両足裏をかばいながらの歩行なので、ペースが上がりません。

そこから急坂を登れば、二の鳥居に到着です。

 

しばし休んだのち、長い九十九折の坂を上ると右側に牙山(ぎっぱ)と呼ばれる山が見えだします。

 

そして5分程で「かもしか平」に到着です。

 

久しぶりの登山ですし、両足のグリップを失っての登山ですので2時間は妥当でしょう。

 

さらに3分程登った見晴らしのいい場所で、1時間30分程、ニホンカモシカを待つことにします。

 

その間、コーヒーを入れ、お昼のハンバーガーを頬張ります。

 

下山時間となりましたがカモシカは現れず、12時に下山開始です。

 

えっと・・・

登りより降りの方が足の裏、痛いっす

二の鳥居で小休止後は、結構ハイペースで下ってゆきます。

ただ、後続の下山者が追い付いて来ると、靴の裏を見られるのが超恥ずかしいという理由で、笑顔で道を譲ります。

 

もうすぐ一の鳥居というところで休憩がてら看板をチェックです。

するとすぐ傍で「カサッ」という音・・・

嫁は約30m後ろなのに、と振り向くと、道の右を指さす嫁

そして指さす方には、極至近でカモシカがいます。

 

俺との距離約5m

どおやら俺が通った道を横切って反対側のヤブに入ったようです。

 

望遠レンズの入ったカメラはバッグの中、コンデジは胸元のケース

どちらもカメラを出す際の音か動きで逃げていくような気がします。

そこで、ポケットに入れていたスマホで動画撮影することに。

 

それがコレです。

20220809浅間山

 

そのままカモシカは山に消えていきましたが、諦めていただけにうれしい出会いとなります。

13時50分

一の鳥居から15分歩けばゴールの浅間山荘です。

浅間山荘で日帰り入浴でもしようかとも考えましたが、今日はこれからレンタカーで佐久平に戻り、宇都宮まで移動するので時間がなくなることから諦めてお土産の登山バッジのみ購入して、浅間山を後にします。

 

佐久平駅までの途中のコンビニで山道具やお土産の一部を宅配便で送り、少し身軽にして新幹線に乗り込みます。

大宮で乗り換え、17時01分のやまびこで宇都宮に向かいます。

宇都宮駅から歩いて5分ほどでホテルマイステイズ宇都宮に登宿です。

夕食は迷わず宇都宮餃子です。

有名所として「餃子みんみん」がありますが、駅中にも支店があり、「ホテルメッツ店」と「ステイションバル」が並んであるようです。

違いは「ステイションバル」には揚げ餃子が無く、代わりにおつまみ系、酒の種類が多いようです。

で、初日は「ステイションバル」です。

ええっ、単純に並んでる人が少なかったから。

焼餃子、水餃子をレモンサワーの当てとし食いまくります。

 

 

ホテルに帰り登山の疲れからか20時台から爆睡です。

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俺VS動物園(周辺の鳥??) ときわ動物園「園長と散歩」戦

2021年12月23日 21時07分21秒 | 自然観察のススメ

ライトバズーカー担いで

『園長とガチ散歩』

 

12月12日(日)

今日は恒例となりました、ときわ動物園「園長と散歩」の日です。

今日のテーマは「野鳥観察」

別イベントで同日同時刻行われる「ときわ公園の野鳥観察会」に全乗っかりするという企画(魂胆??)です。

えっと、たまにあるんですよね~~

動物ですらないテーマの会・・・

 

まぁ、これはこれで楽しいので、今日は双眼鏡と超望遠システムを持って参加です。

 

今日のシステムSIGUMA AF 135-400mm APO RF+2.0倍テレコン+PENTAX KPという「ロングレンジ・フィン・ファンネル」みたいなセットです。

 

要はめっちゃ、重いのです。

 

ときわ公園は常盤湖の畔にあり、冬になるとカモ類やバンが多く飛来します。

 

まずはそいつらから・・・と思っていたところ、スタートからカワセミが現れ、周囲がざわつきます。

 

 

普通に居るんですよ、

園内のシロテテナガザルやジェフロイクモザルの展示場に・・・

 

で、ロングレンジ・ファン・フィンネル・・・

さすがに手振れが生じます。

一脚が欲しいところです。

 

数種類の冬鳥、ミサゴ等の猛禽類を眺めつつ、散歩は続きます。

ペリカン島の先の森ではモズやハクセキレイ、セグロセキレイなどの身近な野鳥を観察できます。

 

さらに進み、菖蒲園、さらにその先の森でも数種類の野鳥を観察できます。

 

概ねの予想どおり時間は大幅に延長されます。

結局、11時30分に牡丹園で解散となりますが、あまりに歩き疲れたため、動物園内には入らずこのまま帰宅です。

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紅葉とペンギンとマンボウ的な週末

2021年11月15日 20時44分34秒 | 自然観察のススメ

インカアジサシがっ!!

 

11月後半となり、朝夕は大分冷え込んできます。

同時に、紅葉も進み山々も色づいてきています。

 

こんな週末は

「紅葉+動物を取りに行くZ!!」

と、狗留孫山で野生シカの撮影に挑みます。

 

11月13日(土)

7時過ぎに自宅を出て狗留孫山へ。

行きの道端に第一野生シカさんを発見です。

ただ、車に驚いてぶっ飛んで逃げてゆきます。

その後、参道を登って行っても、シカの姿はありません。

しばし、ベンチに座って待ちます・・・

が、結局その後もシカは現れません。

 

結局11時まで待ってもシカには逢わなかったことから、下山していつもの重兵衛茶屋で蕎麦とおにぎりを頂くことにします。

 

食後は市立しものせき水族館 海響館に向かいます。

ペンギンの施設ができて早ン年、訪れたことがなかったのですが、徳山動物園からフンボルトペンギンが移動したことを機に訪れてみることとします。

狗留孫山からは1時間弱で移動です。

 

下関市内も賑わいを取り戻してきているようで、唐戸市場駐車場前は渋滞となっています。

しかし、水族館駐車場は意外と余裕ですので、すんなり入庫です。

では・・・入館

 

水槽エリアは割とあっさり回り切ります。

 

 

ちなみに海響館は世界でも最多級となるフグ目魚類を展示していますし、マンボウの最長飼育記録を更新中だそうです。

 

 

あっ、カメラ置いてきたので写真少な目です。

 

さて・・・

ペンギン館

まずは、キングペンギンやジェンツーペンギン、マカロニペンギン、ミナミイワトビペンギンが暮らす水槽エリア。

上空を飛び交っているのはインカアジサシです。

そういえば2年前、伊豆大島の園に行ったときインカアジサシが見られると喜んでいたのですが、自宅から1時間弱の園館で普通に見られるとは・・・

しかもとても広い水槽ですので、ペンギンたちが全力で泳ぎ、時折、水面を割ってジャンプもします。さらに水中トンネルからも見られるとなると、

 

オラ、ワクワクすっぞ!!

です。

 

さらにさらに・・・

エサの時間。

飼育員さんがプールに魚を撒くと、水中のエサを奪い合うペンギンたちとインカアジサシを見ることができます。

両者、入り乱れて凄い光景を目の当たりにします。

 

興奮冷めやらぬ内に、第2のエリアへ。

こちらには温帯域のフンボルトペンギンが暮らしています。

こちらも秀逸!!

フンボルトペンギンの重要な生息地であるチリ・アルガロボ島の環境を再現しており、チリ国立動物園などからなるチリ国立サンティアゴ・メトロポリタン公園より同種の生息域外重要繁殖地として指定を受けているそうです。

 

ええっ、ペンギン版生息環境展示です。

 

 

しばし・・・

しばし、見とれます。

 

途中、30分ほどイルカとアシカのショーを見に行った以外、ほとんどの時間をこの2つの展示場で費やします。

 

で、ペンギンでお腹いっぱいになり暗くなりだした17時30分、退館して夕食を食べに行きます。

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山口県希少野生動植物種保護支援員研修会

2021年10月20日 19時52分29秒 | 自然観察のススメ

3年ぶりの研修会

 

10月16日(土)

今日は希少野生動植物種保護支援員研修会というのがあります。

加入したのは3年前で年2回研修があるのですが、今回が2回目の参加です。

 

 

今回のテーマは

午前)

講義①「秋吉台で出会った花」

講義②「野鳥観察から知る山口県の環境」

(午後)

秋吉台の自然観察会

 

です。

 

10時の研修開始に向け9時前から自宅を出ます。

途中、コンビニでお昼ご飯を確保し、30分以上前に会場の秋吉台青少年自然の家に到着です。

1番乗りか??

と、思っていましたが、すでに15人ほどの方が会場で待っておられます。

 

メンバーを見ると御年配の方が多いこと。

変な話、俺でも「若手」じゃね??

と思わせる構成です。

 

曇りがちな天気のため、午前中にフィールドワークをし、午後から座学となるようです。

早速、カメラや植物図鑑を持って秋の秋吉台を2時間ほど散策です。

 

ちなみにカメラには100㎜macroレンズを選択です。

草花&鳥がテーマなのですが、鳥用の望遠レンズは重いという単純な理由で「鳥部門」を切り捨てます。

 

ガイドの先生についてあれこれ教えていただきますが、正直、何が何だか・・・

 

ちんぷんかんぷんです。

 

しかし、小さな可憐な花を楽しむ散策は楽しいもので、2時間程の時間があっという間に過ぎてゆきます。

 

 

 

 

 

 

鳥は・・・カラス、トビ、ヒヨドリ・・・エトセトラ・・・

この時期は草原の鳥も少ないそうです。

 

自然の家に戻り、お弁当を食べ、午後の座学に臨みます。

 

 

が・・・

適度な運動による披露

満腹感

心地よい自然の風・・・

 

眠気を誘う要因が満載で、ほぼ脳死状態です。

睡魔と戦いつつ2時間の座学を、なんとか乗り切ります。

 

終了後は実家の改修見積もりに立ち合い、その後買い物を済ませ、結構な疲労で自宅に戻ります。

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