たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺のタイ釣り日記 番外編(タイラバの理論の整理と考察)

2024年10月11日 03時35分55秒 | 水辺の人

タイラバを科学する

 

さてと・・・

前回の関門釣行でパーソナルベストを叩き出した俺。

「そろそろ理論も深まって、結果が伴ってきている」と思われるのは時期尚早です。

タイラバは「世界一簡単な釣り」と言われている様ですが、中々どうして!

奥が深いのです。

それでは最近通っている関門地区におけるタイラバについて理論整理していきます。

 

船長さんのオススメはジャッカル社の「ビンビンスィッチ」60g「無地」です。

 

フックはオリジナルでいいそうですが、そこはそれ、自分流にカスタムしています。

不思議なのは水深15-25mと割と浅い海域で、ちょっと知っている人なら、スピニングで投げて斜め引きするほうが効率的で、スィッチは縦引き特化型であるため、斜め引き用に開発された同社の「キャンディ」が有効であるという考えもあるのですが、話を聞いても、自分で実践しても「キャンディはイマイチ」なのです。

 

潮が効いていようが効いていまいが、スイッチの方が断然いいのです。

 

ヘッドの色は・・・

いつも薄濁りの関門地区なら、黒かグレーか、まぁ、タイラバは「スカートに食らいつかす疑似餌」とするなら、なんでもいいという発想に至ります。

ちなみに、大きさ・色でマッチ・ザ・ベイト(=餌の大きさや色に合わせる)を気にする方がいますが、個人的にはタイラバは「リアクションベイト」で、マダイも「いつもの餌ではない何か」と感じていると思います。

よって、ヘッドは正直なんでもいいと考えています。

 

じゃあ、スカートは??

 

色はオーソドックスに「オレンジ」で、少し濁ってるかなと感じたら「赤」か「黒」にします。

「オレンジ最強論」は科学的には水中のスペクトル反射で説明がつきます。

光の屈折により太陽光は虹色に分解されますが、マダイが反応できる色の中でオレンジは、程よい「平均」です。

青とか黄色という強い色は海の色に吸収されがちだし、赤外線に近い赤色も色が吸収され黒と変わらなくなると予想されます。

実売されているスカートも、その辺の色を押さえていると感じます。

 

 

ちなみに参考にした論文はこちら

 

スカートの形は、総じてダブルカーリーのオレンジをパイロットにしています。

 

 

今日はシブいなと感じたら「シングル」とするよう、スペアーを買いそろえていますが、それに至ったことはありません。

 

ちなみに、スカートの決定は「戦略」に係る駆け引きで、強い波動でやる気のあるタイのみを拾うか、小型シングルでおとなしめの波動で、大中小を広く拾うか・・・という感じです。

 

フック・・・

俺のタイ(?)釣り日記 Season6.5 第2期関門海峡海戦の後述で書いたのですが、掛けフックの2段に変更しています。

それと、純正ではスイッチの接続パーツギリギリしかフックラインが出ないのがきになり、自作では3㎝ほど長めに取っています。

これはスイッチはタングステンの効果もありシルエットがコンパクトで、スカートに食らいついても、ヘッドに食らいついても、フックアップするという設計思想からか、大型の多い関門で、恐らく大型マダイがヘッドごと丸呑みしたがために、リーダーからブッチ切られた経験が過去何度かあるからです。

接続パーツから先3㎝ほど出ていれば、丸呑みされてもリーダーまで達することなく、リーダーブレイクを防ぐことができます。

 

次にリーダー

「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」

確か、哲学者「ニーチェ」の言葉だったかと・・・

正確な意味は他にあるのかもしれませんが、リーダーについては「コレ」に付きます。

タイラバの本線(道糸)には、伸びが少なく感度が良いPEラインが主流となっています。

また、リーダーもフロロカーボンが主流となりつつあります。

感度のいいラインシステムなので小さな当たりもビンビンに手元に伝わります。

 

と、言うことはですよ

 

マダイもタイラバに食らいついたとき、ラインを通じてこちらの振動を感じるわけですよ。

リールのノイズとか、ガイドの擦れる音とか・・・

それらを少しでも減らすために、リーダーを2mから5mに伸ばしています。

PEラインを嫌い透明なリーダーが功を奏しているのかもしれませんが、俺的には「振動軽減ではなかろうか」と考えています。

それが功を奏したのかリーダーを長くしてから、当たりの数は2倍以上に増えています。

前回、試しにリーダーの太さを4号→3号に替えてみましたが、当たり数的には変わりないものの、魚を上げるときのビビり度が半端なく、精神衛生上、好ましくないという判断で、次回の釣行時に4号に戻してみます。

ちなみに本線(PE)とリーダーの結束は「ファイヤーノット」を使っていますが、今のところ結束強度的には問題はないようです。

 

最後に・・・

 

タイラバとは?

 

・ヒラヒラしたスカート状の疑似餌と、それをいち早く沈めるヘッドと呼ばれる錘からなる「リアクションベイト」。

・理由は分からないがコンパクトでストンと素早く落ちる方がマダイにアピールする。

・スカートの色はオレンジを基本とし、濁っていれば赤、茶色、黒でもいい。

・針は小型のストレートポイントが一番。2本とも口に掛けるのが美学で、暴れるうちに体のどっかに掛かる的なフックセッティングは「美しさに欠ける」

・リーダーは長い方が絶対いい。

 

そんな話をしていた時、知り合いからリーダーの結束を「キングノット」にした方が当たる・・・

との話を聞いたので、次回試してみようかと思います。

 

いや、信者ではありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のタイ(?)釣り日記 Season6.7 第3期関門海峡海戦

2024年09月30日 19時05分25秒 | 水辺の人

彗星と

「ぷち」航空祭と

バスプロトークショー

 

9月29日(日)

今日は今年3回目の関門海峡でのタイ釣りです。

お世話になるのは遊漁船STRAIT(ストレイト)さんです。

 

今日は6時出港、10時上りです。

事前の情報ではネリゴ(=カンパチの稚魚)が回っており、小さめのジグ持ってきてくれとのことです。

 

さぁ、「ネリゴ祭り」の

予感です!!

 

ということで今回は、

タイラバ用ベイトタックル

タイラバ兼メタルジグ用スピニングタックル

で、シンプルにまとめます。

 

で・・・

今日は釣り以外にもイベント盛りだくさんです。

1 紫金山・アトラス彗星

2 小月基地スウェルフェスタ2024

3 清水盛三プロトークショー

どうでしょう?!

このメジャーでもなく話題性も微妙だが、俺の琴線にビンビン伝わるマイナーイベントの列挙!!

 

それでは一つ一つ、時間を追ってご紹介して行きましょう。

 

1 紫金山・アトラス彗星

現在、地球・・・というか太陽系に接近する彗星で10月上旬が見ごろかと・・・

北半球では、夜明け前の東の空低くに見える・・・

今日は6時出港なので、自宅を5時前に出発しちょっと寄り道して東の空を見渡せるところに寄ってみますが、あいにく雲で確認することはできません。

日を改めて、再度観察に行きましょう。

 

5時45分

釣り準備を終え、出港です。

今日のお客様は俺を含めて4名。

つまりフル定員です。

少し風があるのでTシャツではちょっと寒いです。

今日は満珠島の南側から・・・

 

えっと、鳥山が立ってます。

イワシの群れをネリゴ、ヤズ等が追っている模様ですので、早速、ジグを投げてみます。

 

が・・・

反応が今一です。

魚探では上から下までイワシ、イワシ、ネリゴ、イワシ・・・

魚探を見ている船長曰く、「水中はスゲーことになってる!」ようです。

そんな中、第1ネリゴをゲットです。

 

タイラバに替えて、コッパマダイを2尾ゲット。

続けて塩焼サイズのマダイを1尾ゲットです。

このサイズは後で釣れるやろうということで、余裕の「リリース」を宣言です。

 

場所をやや西に移動して、50㎝ぐらいのマゴチ、さらにコッパマダイを1尾ゲットします。

場所を元のポイントに戻し、25㎝のキジハタ、さらに塩焼サイズのマダイを1尾ゲットです。

あっ、山口県内では全長30㎝以下のキジハタは採捕禁止なので、迷わずリリースです。

 

そしてしばらく流している時に、明確な当たりが。

合わせた瞬間、大物とわかる感触です。

スタンディングに体制を変え、やり取りすること5分。

揚がってきたのは70㎝ジャスト(ギリ)のマダイです。

 

パーソナルレコード

更新!!

 

クーラーに入らない大きさなのでどうしようかとも思いましたが、とりあえずキープです。

その後、当たりがなく9時30分にStop Fishingとなります。

 

結局、大鯛は北九州からお客様に譲り、マゴチも下関からのお客様にお譲りすることとします。

港に帰り片付けをしていると10時となります。

「小月基地スウェルフェスタ2024」の始まりです。

ザックリ言ってしまえば、小月基地航空祭です。

 

小月基地は海上自衛隊航空隊の訓練校で、割と地味なレシプロ機などが配置されています。

まずは祝賀飛行

U-36A、US-2(岩国基地の飛行艇)、P-1哨戒機

 

さらに、小月基地所属のアクロバットチーム「ホワイトアローズ」の展示飛行が始まります。

これが見ごたえ満載!

 

低速のレシプロ練習機のT5で編成されたチームで、ブルーインパルスのようなスピード感やスモーク、爆音はないのだが、地味に寄せてくるいぶし銀の編隊飛行やフォーメーションがウリです。

 

これが間近でみるといい。

実にいい。

 

港の船の前で釣り同船者の皆様と平和に眺めて、今日は基地内に入らず退散することとします。

 

昼食・・・いや、遅い朝食は近くの「ドライブインみちしお」

バカでかい貝汁、ごはん、さらにサーモンフライで塩分補給です。

 

午後からは、釣りのポイント山口小郡店で、「清水盛三プロのトークショー」

 

アメリカでも活躍しているバスプロの清水盛三氏のトーク&プレゼント抽選会です。

バス釣りから「手を引いた」というか「足を洗った」身ではありますが、せこ釣り主体のトーナメンターが主流の昨今、ハードルアーを投げまくるこの方のスタイルが以前から好きで、興味深く話を聞かせてもらいます。

 

ちなみに抽選は2,200円以上、関連商品を買った方とのことですが、残念ながら購入意欲をそそる商品がなかったことからご辞退させていただきます。

 

トークショーも終わり、時間は15時10分。

近くのうどん屋で遅い昼食を済ませます。

ちなみにこのお店は、普段はネギ取り放題なのですが、ネギ不足のため休止中とのことです。

 

向かいのテーブルで奥様方が「石破さんが総理になった影響かしら」とか話されていますが、残念ながら「ゲル」にはそんな影響力はないのでご安心を!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のタイ(?)釣り日記 Season6.6 第2期柳井沖海戦

2024年09月26日 05時23分59秒 | 水辺の人

秋の夜長(?)にマアジですよ

 

9月16日(月:祝)

今日は8月初旬にお世話になった柳井市の遊漁船「AZEERO」でボートアジングです。

前回は「ジグ単」に拘り、頑張っても1尾どまりだったのですが、今回はバーチカルコンタクト(通称:バチコン)を用い狙ってみたいと思います。

バチコンとは簡単に言えば船から錘を使って真っすぐ下に下ろす釣り方です。

とは言っても、水深14mでやるバチコンも初めてですので、ちょっと手探りの部分もあります。

 

まず、

1 市販の仕掛けが太い

おそらく日本海等で灯火を付け光に集まったアジを釣る仕掛けだと思いますが、瀬戸内海の沿岸で20㎝主体の釣りに適しているのか不明。

 

2 タックルが未整備

一応、超コスパのバチコンロッドを持っていますが、これでいいのか・・・

まぁ、釣行頻度から言って高価なタックルをそろえるのはどうかと思うのですが・・・

 

3 シンカーの重さ

持ってるの20号だし・・・

3秒ぐらいで着底しそう。

一応、3号、5号、8号を買い足して、現地で調整してみようかと。

 

分からないことだらけなのですが、とりあえず現地で色々試してみようかと思います。

 

時間は19時

当初、18時30分出港予定だったのですが、水温が高いため出港を19時30分に遅らすとのこと。

何でも港内は31.9℃!!

確か前回、水温が落ちてきたらまた来ます!!とか言って今日に至るのですが、水温、全然落ちてないっす。

恐らく今日も「修行」の釣行となるのは必須です。

よって今日の目標はマアジ5尾と控えめな設定です。

 

そしてそして・・・

今回、ネックライト、フィッシュグリップを新調します。

「釣りのポイント」オリジナルで格安で済ませます。

あと、サビサビになったハサミも100円ショップ(セリア)で新調します。

 

漁場はいつもの火力発電所前。

港を出て10分程です。

水深12m

まずはジグ単から行ってみます。

 

なんと2投目にヒット

が、極小の10㎝サイズですので、迷わずリリースです。

 

「ボ」を逃れ、安心したところでバチコンロッドに持ち替えます。

まずは自作の仕掛けから。

バチコンには、胴付き仕掛け(ダウンショット)、逆ダウンショット(逆ダン)、天秤仕掛けの3種類があります。

市販のものはハリスが2号から3号のもので、明らかに太いのですが、それがどのように影響するのか不明です。

 

当初、作りやすいという理由で「逆ダン」仕掛けで、リーダー1.75号、捨て糸1号の仕掛けを作り、試してみます。

 

比較的早い段階で当たりを捉え、少しはマシなサイズを手にします。

その後、仕掛けが絡み、使い物にならなくなったので、即席の胴付き仕掛けにしてみます。

 

 

錘は10号を使っていたのですが、ちょっと重く感じたので中盤以降は5号のタングステンシンカーを使用します。

タングステンが要るかどうかははなはだ疑問なのですが、小さくてストンと落とせる方が色々便利なのはわかります。

この後、4尾を加え、計6尾の釣果です。

 

前のデッキに陣取った常連はジグ単で10尾以上の釣果があったので、もう少し仕掛けの工夫をすれば肩を並べることができるかもしれません。

 

思うに・・・

  • 俺的に「漂い重視」の「逆ダン」が一番合っている
  • 市販の仕掛けがないなら作ろう(割と簡単)
  • メインラインはPEの0.4号、錘は5号でよくね?(この日は0.8号)
  • リールは今回使用したのはSHIMANO BBX ラリッサ 2500Dというリールです。新しいリールを買うより替スプールだけ買った方が安くて合理的な気がしてきました。

 

この辺を考慮し、再度、水温が下がったころに再度チャレンジです。

ちなみにAZEEROさんは、実質3時間釣行で3,000円ですので、超コスパがいいですし、アジもめっちゃ美味しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のイカ釣り日記 Season6.2 第1期川尻沖最終海戦

2024年09月25日 20時29分57秒 | 水辺の人

釣り過ぎ注意!!

 

9月13日から9月18日まで、遅めの夏休みです。

3連休に加え、3日残した夏季休暇の2日、そして健康診断に基づく精密検査による休暇を1日加えて6連休です。

最終日の18日に精密検査2件、そして運転免許の更新を合間に行います。

それで残りの5日の内2日を釣りに行こうと思います。

 

で、1日目である13日、下関市豊北町島戸の遊漁船「咲丸」でイカ釣りです。

シーズン終盤ということで、おそらく最終戦となります。

 

午前中はのんびりし、17時に自宅を出発します。

えっと、出船は20時なので19時30分には港に着くように余裕を持って出ますが、ちょっと張り切り過ぎて19時過ぎには出船港の島戸漁港に到着です。

 

今回は新たな超攻撃特化型「掛け調子タックル」を加えます。

  • メタルティップラン用ベイトセット
  • オバマリグ用ベイトセット
  • オモリグ用スピニングセット

以上、遊び要素のない「割とまじめなイカ釣りおじさん」的なタックルです。

一応、マダイや青物が付いた時用のメタルジグ、タイラバは忍ばせています。

0時、島戸港を出発です。

 

今日は満船、12人のお客様で、聞けば「釣れている」との情報を聞きつけ北九州から来た初めて乗船するお客様もおられる様子です。

 

船は小1時間走り、川尻沖で釣り開始です。

今回の漁場は水深100m。

海面から50m~40mにベイト(餌)の反応が見られるとのこと。

では、水深60mからやっていきましょう。

 

船中、ぽつりぽつりと釣れている中、開始20分でパターンを掴んだ俺。

要は以下のとおりです。

・イカはベイトの下にいる。

・水深60mまでイカメタルを落とし、ワンピッチで50mまでしゃくり上げる。

・50mから45mの間でピタッと止めると、当たりがある。

・後は「ガツッ」と合わせる・・・

・スッテは30号(船長指定)。クレイジーオーシャン社のメタラーを使用。

・ここがキモなのだが、スッテは抵抗を考慮し1個。オレンジ/グリーン(通称ニンジンカラー)が最強

 

 

このパターンにより、開始2時間弱で20杯と無双状態です。

22時を回るころから、釣れない船内で各自が各々の工夫でスッテの号数を軽くしたり、タイの落とし込み釣りを始めたりで、お祭り(=釣り糸が絡まること)頻発となり、もうヒッチャカメッチャカ状態となります。

ここで船長、一旦パラアンカーを上げ、漁場を大きく移動です。

 

移動後はもう入れ食い状態。

 

 

先程のパターンとか関係なしで、入れれば食いつく状況です。

当初、調子に乗って釣っていましたが24時前にはクーラーボックス収納限界の45杯に達します。

他に釣れていない方がいれば分けてあげてもいいぐらいの勢いなのですが、皆さんコンスタントに釣れているようなので、しばらくはオールリリースすることとし、25杯を追加します。

 

午前0時30分前

計70杯釣りあげた状況で、これ以上の無益な殺生はよくないだろうとの考えに至り、そっと一人納竿し、後は船内の様子を伺っています。

 

02時15分、納竿となり出船港に03時に島戸漁港に入港します。

 

船内最高は120杯だとか・・・

皆さんパンパンのクーラーを抱え、楽しそうです。

再び車に乗り自宅についたのは早朝5時。

10時から車の定期点検が入っているので、それまでギリギリまで就寝です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のタイ(?)釣り日記 Season6.5 第2期関門海峡海戦

2024年09月10日 05時08分45秒 | 水辺の人

半日空けば関門タイラバ

 

9月5日(木)

8月25日(日)の午前中に仕事したため、本日は午前中が代休です。

代休を正式に決めたのは前日4日の午後で、天気もいいし風もないし、台風の影響も落ち着いているだろうということで、夕方に急遽、前回お世話になった遊漁船STRAIT(ストレイト)田尾船長に連絡します。

 

ええっ、半日便だと釣りから帰って仕事に間に合うのです。

 

船長から乗船OKということで、7時出航で準備を進めます。

今回のタックルは以下のとおり

 

・新規に買いそろえた浅海用タイラバセット

ロッド:SHIMANO 22エンゲツSS B60ML-FS/RIGHT

リール:SHIMANO 21エンゲツ100PG

ライン:PE0.8号+FC3号(5m)

ルアー:ビンビンスイッチTG60g スカートをオレンジダブルに変更

 

・関門ではメイン→サブになったスタンダードタイラバロッド

ロッド:がまかつLUXXE桜幻鯛ラバーS B68ML-solid

リール:謎の中華リール BLACK RIDER 30R

ライン:PE0.8号+FC3号(5m)

ルアー:ビンビン玉TG60g スカートをオレンジダブルに変更

 

・今やライト系万能ロッドと化している

ロッド:Major Craft レッドバックG5 RB5-S66ML/S

リール:AbuGarcia ROXANI 3000MSH

ライン:PE0.8号+FC4号(5m)

ルアー:カニじゃん(改)、メタルジグ 等

 

ちなみに・・・

エンゲツのセットは自分のタイラバスタイルを検討し、これならばと買い足したもの、「浅場汎用早や掛け特化型」タックルです。

おまけに40㎝以上を掛けると、ブン曲がります(笑)

 

謎の中華リールは某ネット通販サイトで見つけた、これ

 

通称「パッチコン(=パッチもんの『ヤスカッタ・コンクエスト』)

 

カニじゃん(改)

ガイドサービスセブンのカニ型ジグ

 

ワタリガニ風の「スイマー」にブレード、スカートを装着したもので、今回実釣テスト。

 

さらにビンビンスイッチのフックは純正の「乱舞」から即合わせ重視の「無双」に換装しています。

同時にフックラインの長さも、4㎝、段差4㎝+5㎝にチューニングして、フッキング率向上を図っています。(前夜、急遽作りました)

 

さて、午前7時に出船です。

今日のお客様は、仕事を引退されたおじいちゃん、職場同僚のお友達、そして俺の3人です。

遊漁船STRAITは小型船で基本4人乗りなので、まぁ、いい感じで釣りができます。

船長はTENRYUのフィールドアドバイザーをされているので、お客様のロッドの「TENRYU」率が半端ないです(笑)。

 

第1ポイントは前回と同じ海峡東側・・・ちょっと説明の難しいところ

台風後、初の釣行ということで、まずは様子見です。

が、なかなか当たりがありません。

いいえ、当たりはあるのですが、多分、チャリコ(15㎝以下のマダイ)で針に食い込みません。

しばらくすると20㎝程のカサゴをGETです。

嬉しいのですが今日は午後から仕事だし、夜は飲み会なので隣のおじいさんに魚をお譲りするということで話を付けます。

 

船内、皆さんも苦戦中です。

そんな中、第一マダイGET

35㎝程のきれいなマダイです。

これも同様に隣のおじいさんにお譲りします。

 

あまりの不調にポイントを大きく移動します。

 

15分程走ったポイントは水深17m前後のフラット。

よく浅場はキャストして広く探る方がいいと言われますが、関門に関してはバーチカル(=真下に落とす)の方が分があるようです。

ちょっと気分を変えてジギングしてみますが、水深17mのバーチカルって・・・

意外と難しいです。

ちなみにワンバイトありますが、フックアップせず、終了です。

 

初めのポイントに戻り、再び17mから25mへの掛け下がりを狙います。

ここでは10㎝ほどのチャリコと、40㎝アップのマダイ1尾を追加です。

 

おじいさんが小型1尾+ワニゴチ1尾、同僚友人はショートバイトに苦しみつつ結局、ノーキャッチです。

結構粘ったのですが11時30分納竿し、港に戻り12時過ぎに片付け、支払いを済ませ、仕事場に向けて出発です。

えっと、13時に少し間に合わなかったので、1時間年休を追加です。

 

では今回の反省会

〇エンゲツは正解

TENRYUもいいのですが、コスパを考慮するとエンゲツでよかったと。

(価格差で2/3です)

あと、リールのPG化も特に問題なしです。

しいて言うなら、ショートロッドの掛け調子はスタンディングでの釣りがベストです。

座ってショートロッドはちょっと使い辛い(=合わせ辛い)かも。

立って釣りをするか、座面を高くする椅子等を持ち込むのが正解かも。

 

〇フック

今回から採用の自作フックがなかなか好調です。

ビンビンスィッチ(ジャッカル)の予備フックは、合わせ重視の「無双」、乗せ重視の「乱舞」と2種類あって、標準は「乱舞」が装着されています。

「掛けスタイルで行く」と決めた段階で、フックも「無双」に取り換えるべきとの思いに至り製作したのが今回のフックです。

で、掛けに行くなら「無双」だろ、ということで全て「無双」に換装しています。

さらに向かい合わせの2本針から、段差付きの2本針に変更しています。

↑純正フック

↑作成フック

 

割と大きめのスカートが好きなので、端の方から食われてもフックアップ率を高めるため段差にしています。

他のお客様は純正のまま(=「乱舞」)で、さらに掛けにも行っていないので、「じゃ、TENRYUの掛けロッドを使う意味があるのか?」という疑問を持っていたりもします。

 

〇スカート

タイラバのスカート・・・

いや、タイラバと言いつつ昨今のタイラバはスカートのみが主流となっています。

大きさ(長さ、厚さ、幅)、枚数、そして色・・・

不確定要素が多すぎて、危うく沼ってしまう感覚です。

個人的には、オレンジ、赤、シルバー、グリーン、ゴールド系・・・

辺りが好きですが、何が正解なのか未だに解りませぬ。

しばらく研究は続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする