たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺のイカ釣り日記 Season6.1 第2期萩沖海戦

2024年06月29日 00時47分14秒 | 水辺の人

絶好調・・・のはず

 

6月21日(金)

ちょい前の言い方でいうと「花金(?)」です。

天気も回復してきたということで、仕事帰りに「大人の夜遊び」に行くこととします。

ということで、今日は職場の面々7名と共にイカ釣りです。

前回、ちょっと消化不良・・・いえ、本格的に食べる前に帰還となったので、割とガチ目にヤル気満々です。

 

 

今回、お世話になるのは第八随功丸さん。

 

萩市の人気遊漁船さんです。

18時30分出港なのですが、職場の割と近くなので余裕で到着です。

今日の布陣は

1 イカメタル(オバマリグ用)ベイトセット

2 オモリグ用スピニングセット

3 アジング用スピニングセット

の3セットです。

あと、イカにマダイや青物が付いた時のために「成敗用」としてタイラバ、ジグを各1個ずつ持ち込みます。

 

目標はケンサキ30杯

これ以上は冷凍庫に入りません。

その他に魚(アジがいいな)が4尾あれば嬉しいな・・・的な

魚はおまけとして、イカは、まぁ、楽勝でしょう。

 

18時30分萩、漁港を出港します。

漁場は港から20分程の肥島と尾島と羽島の間ぐらい。

 

大潮なので流れは速いけど、波風なく、しかも月夜ですが雲があり、月も見えない。

 

 

最高じゃないですか。

 

 

現場で錨泊し、早速、明るい内にエソやマダイ等の「阻害分子の駆除」に当たります。

ええっ、肉食魚を先に釣っておくのです。

他の方はタイラバを用いるようですが、俺は容赦なく青物、マダイ、底物を一気に駆除すべく、SLJ(スーパーライトジギング)で狙います。

 

10分程して30cm程の大アジがヒット。

しかし口切れでセルフリリースです。

次の1投で40cm弱のサバがヒット。

こちらはすくっては貰いますが、あまり美味しくないということで即リリースです。

 

日もだいぶ傾いてきました。

魚釣りはこれぐらいにして、そろそろイカを狙ってみますか。

早めに集魚灯を付けてくれたので、まずはオモリグから。

トモ(=船尾)に陣取ったので一番潮下ですが、周りはオバマリグばかりなので135度の範囲を攻めることができます。

 

狙いはズバリ明暗の境目です。

大型のイカは明暗部の外(暗くなったところ)に潜んでいることが多いので、スピニングタックルでこの部分までエギをブン投げて大型を釣るのです。

 

えっと・・・

数釣りは興味ありません。

大剣、一択なのです。

 

そんなこんなで、20時から22時30分までに、計32杯のケンサキイカをゲットです。

 

胴長20cm以下の小型は即リリース(8杯)ですので、ここまでで目標達成です。

その中でも胴長40cm以上を2杯、35cm以上を4杯仕留めており、十分満足です。

 

今回、エギはフラッシュブースト系、モンローエギ夜炊きチューン、出雲デスフォールを織り交ぜ、3杯釣るごとにローテーションします。

特にモンローエギの黒と出雲デスフォールの赤緑は、正に「神」です。

 

さて時間は22時30分

オモリグの仕掛けがPEラインの高切れで、すげー遠くまでぶっ飛んでいきます。

出雲デスフォールのオレンジ/緑、殉職です。

結びなおすのも面倒というか、腕が痛くなったというか、ちょっとだけオバマリグをやってみることにします。

 

が、皆さんが狙っている15mラインは中小型が中心で8杯をキープ、10杯をリリースします。

後はこいつらをクーラーに収めて、残った時間でアジなど釣って・・・と思っていたのですが、クーラーが既にパンパンになってしまい、後の30分は釣り座のお掃除に勤しむことにします。

そして0時にStop Fishingです。

 

 

参加者全員、50杯越えで大満足のようです。

俺も40杯を持ち帰り、18杯をリリースです。

 

うん、過去最高!!

 

次回は行けるとして7月終盤で、今回の反省を考慮し、釣り道具やロジックを再検討し、再び「修行の釣り」となる見込みです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のタイ(?)釣り日記 Season6.2 第2期防府沖海戦

2024年06月09日 07時33分06秒 | 水辺の人

俺の理論は実証された

 

前回のタイラバ釣行から1ヶ月半が立っています。

これまでも何度かリクエストしていたのですが、荒天のため出港できない日が続きます。

 

で、6月6日(木)

この日は先週土曜日の休日出勤の代休でお休みになることから、前回のリベンジとは言いませんがタイラバ・・・アマダイ狙いですので「アマラバ」釣行に向かいます。

 

お世話になったのは、今回も遊漁船 飛翔

防府市江泊からの出船です。

今日は新月で大潮・・・潮の流れが大きく苦戦も予想されます。

よって、手持ちの全戦力を持ってアマダイゲットに向かいます。

 

メインのタックルは前回と同じ

ロッド:がまかつLUXXE桜幻鯛ラバーS B68ML-solid

リール:tailwalk  Basal CA73R

ライン:PE0.6号+FC3号(2m)

ルアー:ビンビンスイッチTG80g

 

今回、是非試して見たい、ある意味主力ロッド

ロッド:Major Craft レッドバックG5 RB5-S66ML/S

リール:AbuGarcia ROXANI 3000MSH

ライン:PE0.8号+FC4号(2m)

ルアー:カチカチ玉80+5g

 

おまけのインチク用として

ロッド:Major Craft CRXJ-B642ML/LJ

リール:RYOBI  BERING R

ライン:PE1.0号+FC4号(2m)

ルアー:インチク120g

 

・・・気づいた方もおいでだろうが、リールはDAIWA派、SHIMANO派が拮抗&鎬を削る激戦の中、「DAIWAもSHIMANOも使っていない」という、変態的なチョイスで瀬戸内海の幻の高級魚に挑みます。

 

さて、前回の釣行の感想にも書いたスピニングタックルです。

スピニングの利点といえば、キャスティングできることと、タイラバの沈降速度が速いことが上げられます。

アマラバでは「沈降速度の速さ」に着目します。

瀬戸内海でアマダイが生息しているのは50m前後の砂泥のフラットな場所です。

タイ狙いのように着底して、即座に巻き上げなくてもタイラバロストのリスクは低いと感じています。

そこで沈下速度の速さを活かし、砂泥にズボッとタイラバを埋め込ませ、ロッドのトルクでヌポッと抜き、4m巻き上げる。そして再びフリーで落とし込みズボッ・・・ヌポッを繰り返すという戦略です。

さらにタイラバはABUのカチカチ玉をチョイスです。

メインのシンカーの後ろに小さな玉が付いており、これらが当たることで音を出す仕組みです。さらに色合いも黒にオレンジとアマダイの餌となる甲殻類っぽくしています。

 

ちなみにベイトタックルは、イカっぽい白+黒のスカート系統、インチクは緑の入った小魚をイメージしてセッティングしています。

 

6時ちょうどに船は出港します。

 

今日のポイントは上関沖だとか。

防府からだと1時間程の船旅です。

 

7時、現場到着でいよいよ実釣です。

まずはスピニングから。

予想どおり、沈降速度が功を奏し、80gでも底にズッポリめり込みます。

それをロッドであおるのではなく、リールの巻上げとロッドのトルクでヌポッっと抜くわけです。

ポイントとしては落として3秒ぐらいステイさせて、ヌポッと抜くことです。

そして1流し目、3回目に巻き上げるとき、ヌポッた瞬間、明確な当たりです。

上げてくると28㎝の小ぶりのアカアマダイです。

 

よしよし、幸先いい感じ!!

 

その後は小移動しながら2時間ぐらい粘りますが、当たりはありません。

というのも、近くでイルカの群れが泳ぎまくっています。

 

 

イルカが来ると

釣れなくなるのです。

 

が、たまの船釣り。

イルカウォッチングも楽しいものです。

 

イルカも沖のほうに去って、しばらく経った9時15分

先ほどより明確な当たりです。

やっぱり、ヌポッた瞬間だったので、この釣方の有効性は間違いないと思います。

 

上げてくると40㎝にちょい足らないぐらいのアカアマダイです。

 

10時ちょっと前に上関町祝島西方に移動です。

このポイントはアマダイもいますが、大型マダイも狙えるとのこと。

よって、3回ヌポッて、1回底から15mまで巻き上げるを繰り返します。

いい加減な何落とし目かで鈍い当たりです。

上げてくると先ほどのアマダイと同じサイズのきれいなマダイです。

 

 

俺、小さくガッツポーズ

 

魚を絞めたり写真を撮っていたりするうちに、沖上がり(STOP FISHING)の11時になります。

今日は干満大きな大潮。

あまり引きすぎると船が港に着けられなくなるということで、早めに切り上げます。

オカズも十分に確保したので、十分満足です。

 

現場から港までの1時間、ウトウトしながら凪の瀬戸内海クルージングを楽しみます。

12時10分無事に帰港です。

 

近くのとんかつ屋で、勝利のトンカツ定食をガッツリ食べたのち、ちょっとした小仕事とタイラバの補修パーツ購入を済ませ、14時過ぎに帰宅です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のイカ釣り日記 Season6.-1.0 第1期長門沖海戦

2024年05月27日 19時52分06秒 | 水辺の人

価値ある1杯!!

 

時節は5月のGW明け

今年もやってきましたイカ釣り(イカメタル)の季節です。

4月より準備を進め・・・

といいつつ、エギを3つ買い足しただけなのですが、準備万端(?)で初戦を向かいます。

 

5月17日(金)

今年の初戦は萩市の某遊漁船さん

割と職場の近くで、金曜日の仕事終わりにちょっと釣って帰ろうという算段です。

 

17時45分

職場から集合場所までは10分程なので、仕事を定時に終えダッシュで向かいます。

夕方からの出船なので仕掛けは2本だけ。

ベイトタックルのオバマリグ、スピニングのオモリグです。

 

集合までに小さな事件が・・・

夕食を確保しようとコンビニに寄った際、駐車場の車の後方で『ボフッ!』という鈍い音と共に、何かオレンジ色のものがミラー越しに見えます。

 

なに?、ねぇ、何の音?!

 

車を止め確認すると、自動膨張式ライフジャケットがパンパンに膨らんでいます。

 

まぁ、5年以上ボンベ交換もしていないので、良いタイミングといえばそれまでなのですが、とりあえず今日はライジャケをレンタルで出港することとします。

 

今日のお客様は8名様。

予定どおり18時に出港します。

今日の漁場は青海島沖だそうで、小一時間走ります。

 

19時ちょっと前に青海島約1マイル沖に到着です。

 

アンカーを打ち19時04分頃から実釣開始です。

水深は55m程でしょうか?他の漁船・遊漁船と比べて沖側に陣取ります。

 

明るいうちは当たりもなく、19時15分頃に日没となり、程なくして集魚灯を点灯します。

 

ここからいよいよ本気モードです。

 

オバマリグのベイトタックルから、オモリグのスピニングタックルに持ち替えます。

前情報では食いが渋く、餌エギが有利とのこと。

 

だが、しかし!!

 

イカ釣り6年目のやる気満々の俺ですから、ナヨって餌なんか使いません。

 

昨年好調(と、言っても1回しか釣りに行ってませんが・・・)だったエギ、「フラッシュブースト系」で様子見です。

 

周りの方は餌エギだったり、オモリグの錘の上にもう一個エギをつけたり、色々やっているみたいですが、俺は「シンプル・イズ・ベスト」、1本エギのみで勝負です。

 

ええっ、

それが俺の

「中錘道」なのです。

 

 

底から棚を上げつつ探って行くと、底から10m程で第1イカ様がHITです。

揚がってきたのは、胴長30㎝程の中々のケンサキイカ。

ん~~~、幸先よく今日はいい感じです。

もう少しペースを上げれば昨年並みの50杯も夢ではありません。

 

それから10分程した20時15分。

 

 

あまり詳しく言えないトラブルで、突然の釣り中止&帰港です。

 

 

なんやかんやあり、21時40分、無事に(?)出発港に帰港です。

結局、釣果はというと、多い人で3杯、俺は1杯という感じです。

俺(というか我が家)としては、実のところ「ちょうどいい釣果」な訳なのです。

今回の釣行からスピニングリールを変更しており、十分なフィールドテストと実証試験ができたことが結構大きかったのですが、船長は結局、遊漁料を受け取られなかったのがちょっと心苦しいところです。

 

が、まぁ、釣果が安定する来月にもリベンジしたいところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺のタイ(?)釣り日記 Season6.1 第1期防府沖海戦

2024年04月23日 06時41分55秒 | 水辺の人

タイはタイでも白い奴

 

3月某日

某無料動画サイトでアマダイタイラバで釣る動画を見つけます。

興味本位で調べてみると、各地でブームとなっている模様です。

県内でも瀬戸内海・日本海で、遊漁でやっている船もちらほら・・・

 

これは、行かねば!!

 

一番手近なのは、お隣、防府市から出港する遊漁船です。

 

遊漁船 飛翔

 

早速、連絡を取って、土曜日に乗船することとします。

 

 

ここでザックリと釣り方紹介。

正直、手探り的なところもあるので、「最大公約数的」対応方針です。

・タックルは基本的なタイラバと同じ。

・瀬戸内海なら水深40m以下

・80g程度の若干重めのヘッドが良い模様

・フックにワームをつける。専用ワームもある模様。

・狙いは底。着底から5mリフトして再度落とす。これの繰り返し。

等々・・・

 

 

わかりましたよ、大体。

 

ワーム以外、特に目新しい道具をそろえないまま、当日の出港を待ちます。

 

4月20日(土)

06時30分出向の時間に合わせて、15分前に係船場所へ集合です。

聞けば、もう一組のお客様が日程変更となったことから、本日は「貸し切り」とのことです。

 

一通りの乗船手続きの後、出港です。

 

前日までは雨予想だったのですが、午前中は何とか持ちそうです。

とはいえ、潮汐のことを考えれば10時から13時までが勝負となる予想です。

 

ここで今日の目標発表

・シロアマダイ 1尾

・アカアマダイ 1尾

・その他    2尾

 

船長からも「何狙いにします?」と聞かれ、即答で「白」と答えときます。

 

出港から30分

割と陸から近いところからスタートです。

心配していた海況も、「べた凪」です。

 

最初のポイントは当たりなしで、1時間ほどで見切りをつけ、大分県の姫島北西海域へ向かいます。

 

このころから、やや風が出てきます。

ここのポイントはマダイと根魚狙いのようです。

 

沖の何流し目かで、カサゴ1尾GETです。

測りもしませんが25㎝ぐらいでしょうか?

 

30分ほどして、今度はマダイ。

 

きっちり測れば32㎝です。

 

さらにその後、カサゴ1尾を追加です

 

 

時間は11時

そろそろ本命ポイントへ。35m水深のところを流しながら探ります。

このころから風と波がちょっと激しくなります。

 

そのまま約2時間、当たりなしで、13時に納竿となります。

 

 

ここで、アマラバについて私見と考察をしばし。

・底を取るのはベイトが楽だが、なんだかスピニングのほうが向いてる気がする。

・ワームは3色ぐらいあってもよい。

・落として底にズボッっと潜らせ、抜くときのアピールが有効

・ヘッドは80g通しでよい。ちなみにヘッドは「メーカーや色はなんでもよい」

・早く沈めたいときはタングステンだが、通常は鉛ヘッドで十分。

・とにもかくにも、瀬戸内海は浅くて楽!!

 

今回は、アマダイGETとはなりませんでしたが、感触は掴めましたので、近くリベンジ決定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルアーマー・カルディア爆誕 vol.2

2023年11月06日 22時29分34秒 | 水辺の人

いよいよ施工開始

 

さて・・・

いよいよボールベアリング(=BB)を組み込んでいきますか。

 

大きく分ければ、

1 ハンドルノブ部  2か所+ハンドルノブ交換

2 ラインローラー部 1か所

3 メインシャフト部 1か所

4 スプール内 1か所

 

です。

まずはハンドルノブから。

ハンドルノブのキャップを開け、ビスを1本外せばノブが外れます。

 

 

 

ベアリングはパーツクリーナーで脱脂し、新しいオイルを塗ればOKです。

新しいノブにBBを組み込み、再びビスで止め、キャップを付ければ完成です。

 

ヲタハンドルノブはと言うと・・・

 

 

ラインローラーも割と簡単です。

作業をしやすくするためにハンドルは外しておいた方がさらに楽です。

ローラーを止めるビスを外し、ローラー一式を外します。

 

ローラーには既に1つBBが入っていますので、脱脂して新しいBBと合わせて組み込みます。

後は再びビスを締めこめば完了です。

 

メインシャフトとスプールは一括で作業します。

スプールを外し、メインシャフトを露出させます。

 

 

 

作業をしやすくするためにハンドルは外しておいた方が楽です。

メインシャフトについているビスを六角レンチで外し、プラスチック製のパーツをBBに換装します。

もちろん、オイルチューンを忘れてはいけません。

スプールはちょっとだけ力技が必要です。

ドラグを止めているピンを外し、ドラグを外します。

 

 

スプールの中にあるプラスティックカラーを外し、BBを組み込みます。

後は再びドラグとピンを組み込めば完成です。

 

そうそう

BBのセットには防錆効果の高い「HRCBベアリング」と、回転重視の「SHGプレミアムベアリング」があります。

今回は「どうせ海では使わないだろう」と、SHGを採用です。

 

いえいえ、決して「安いから」ではありません。

 

その他、分解ついでに、こびり付いたグリスの除去や、既存BBへのオイルチューン等々、概ね1時間で作業は終了し、これで11BBの上位機種と同等のリールに生まれ変わりです。

 

ええっ、回転はヌルッヌルです(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする