たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

東山魁夷と西鉄と福岡市動物園と

2016年08月09日 18時58分12秒 | 旅行
負けっ放しは許しません。

えっと・・・


7月に長野を訪れた際に立ち寄った長野県信濃美術館 東山魁夷館
見たかった絵が数枚あったのですが、全て九州国立博物館で行われている「東山魁夷  ~自然と人、そして町~」展に行ってしまって見れなかったのは先述のとおりです。

で、

「んなら九博に見に行く!!」

とダダをこね、8月7日に行ってきました。
ちなみに嫁は「福岡市動物園に行くとのことなので、一端、福岡市動物園に行き、車をおき、私がそこからバス、電車を乗り継いで九州国立博物館へ向かうこととします。


改めて8月7日(日)
午前7時30分
自宅を出発し、王司PAでうどんの朝食です。
九州自動車道、福岡都市高速を経由して福岡市動物園に到着したのは9時30分。
嫁を動物園正門で降ろし、バス停近くの駐車場に車を止め、バスで西鉄薬院駅まで行きます。
薬院駅から急行に乗り四日市駅、そこで乗り換えれば2駅で西鉄大宰府駅です。


大宰府駅は太宰府天満宮の参道のすぐ側です。
参道は外国人観光客でごったがえしていました。
その間をすり抜けつつ、太宰府天満宮の奥にある九州国立博物館を目指します。


東山 魁夷(ひがしやま かいい:1908年7月8日 - 1999年5月6日)は、昭和を代表する日本画家の一人で、淡い色遣いが特徴の作風です。
「残照」や「冬華」が代表作でしょうか。
個人的に好きなのは「緑響く」と「年募る」が好きかな・・・
なんせ、日本画家なんて、そうちょくちょく話題に出るモンでもないですので、一般的には「渋い趣味」の部類です。


で・・・
その東山魁夷展


ビックリするぐらい人が多いというわけでもなく、かといって少なくて逆に心配という訳でもない「ちょうど良いぐらいの混雑」です。
見たい絵を見つけては、着実に「complete」していくのが楽しいです。
後半は唐招提寺御影堂の障壁画が連なっており、なかなか圧巻です。

そうはいっても1時間程度で見終わり、お気に入りの絵はがきを買って、太宰府天満宮経由で帰ることとします。

太宰府天満宮の境内に12時過ぎに到着です。


にしても観光客の多いこと!!
中国人が6割、日本人が3割、後はスマホを持って彷徨いているので「ポケモントレーナー」の方々でしょう(笑)
まだ、お腹が減っていなかったので、昼食は福岡市内に帰ってからにします。
大宰府駅から四日市駅まで戻り、帰りは特急でビュ~~~ンと帰ってきます。
結局、昼食は薬院駅の側のモスバーガー
逆に滅多に食べることが無いので、有る意味新鮮です。

バスに乗って福岡市動物園に着いたのは14時過ぎです。
入園料600円払って入場し、とりあえずみたい動物を一気に見ておきます。

アジアゾウの花子
なぜか日本のゾウの名前は「花子」が多いです。

前から気になっていたのですが、ここの展示場はゾウの飼育には向いてません。
ゾウは暑いとき、砂をかぶり日焼けを防ぐのですが、ここの展示場の地面は踏み固められており、ゾウは砂浴びができません。
施設に高い金かけてる割に、動物が住みにくいというは如何なものでしょう?

オランウータンの展示場もそう。
旭山に倣ってか鉄の柱とワイヤーが張り巡らされてます。


常連ぽいおばさんが「夏は(鉄が)焼けて暑くなるので、(オランウータンが)登るわけがない!」と言っておられました。



んだんだ。



なんにしろ人間本意の施設整備では、動物達と心を通わせるのは困難みたいです。





さて、福岡市動物園にもヤツらがいらっしゃいます。


マレーグマの「サニー」と「マチ」





暑いところも平気なヤツらですが、今日の暑さはさすがに応えているのか、寝室への扉の前で「中に入れてよ~~~」とオネダリをしてます。



ツキノワグマも暑さにたまりかね、水風呂三昧です。







温泉に入ってる自分みたい・・・




さて、今日は普段なかなか見られない奴らも見ることができました。

ウンピョウ:熊本地震で熊本市動物園から疎開してきた2匹です。最近、展示が開始されました。


ベンガルヤマネコ:展示場に出ているの初めて見ました。寝てましたけど・・・

ツシマヤマネコ:繁殖期とその前後が非展示になるので、こちらも今回がお初です。


アフリカタテガミヤマアラシ:最近、双子の子供が生まれまして。めっちゃかわいいです。





思いの外、見所いっぱいで17時の閉園まで、思いっきり楽しめました。



帰りは小倉に寄り、いつもの「天ぷら ふそう」で夕食です。
コメント
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