俺、インタープリターになる
6月某日
徳山動物園の「はな満開エコボランティア」の募集を見つけ、ちょっと興味が沸いてきた俺
実は昨年だったか、「第1期徳山動物園インタープリター募集」があったのですが、どんなことをするのか、今ひとつ分からず、登録を見送っていました。
今期は「インタープリター」の他、「園内緑化ボランティア」、「おもてなしボランティア」の3本柱での募集になります。
ところで・・・
「インタープリター」ってなに?
インタープリターとは、動物を通じて環境や地球のことを考えてもらうために、来場者へ楽しく学べるプログラムを職員と一緒に提供し、来園されるお客様が体験的に学ぶことができるプログラムを実施するお手伝いをします。
インタープリターとは、動物の代弁者として、動物や自然について伝える人のことを言います。
・・・要は、環境イベントの補助ですね。
たぶん・・・
俺はというと、どちらかというと「他のお客様」というより「動物たち」と向き合いたい気持ちが強いので、この3つのボランティアでいうと、「園内緑化ボランティア」が一番向いているように感じます。
なぜかって?
園内緑化は「動物展示の一環」なのです。
園内の雰囲気作りもそうですし、究極の目標としては生息環境に近い植物で、展示場を覆い尽くしたい!!
という感覚です。
究極の目標は
「カピバラ舎を南米の植物で覆い尽くしたい!!」
です。
ええっ、ワタクシ、「生息環境展示フェチ」なのです。
たぶん、募集者(=園)は、そこまでは求めていないでしょうが・・・
そんな感じで、大いなる野望を胸に抱き、「園内緑化ボランティア」に募集してみることにします(笑)。
6月28日(日)
この日は各ボランティア希望者への説明会です。
10時からの開会に合わせるよう、会場の徳山動物園近くの岐山市民センターに向かいます。
会場は1階、2階で分かれ、スタッフのお話では計47名が説明を聞きに来ているとのことです。
俺は1階で説明を聞くように言われ、会場に入ります。
この会場では、いきなり、ときわ動物園の常連さんと久しぶりに会います。
話を聞けば、すでにインタープリターに加入しており、今回は緑化・おもてなしに追加加入するとのことです。
一通り、説明を聞きます。
・緑化ボランティアは園内の緑化、植栽、そして展示場の植栽にも参加できるようです。
・ボランティア保険に加入することが必須条件
・本登録は申込書で、本日から受け付け可能とのことです。
・第2期インタープリター候補者は11名で、全員で36名となること。
・ちなみにインタープリターは、行く行くは70名にしたいそうな。
12時前に説明が終わり、会場を出る際、件の常連さんから呼び止められます。
俺は緑化ボランティアに申し込む旨、伝えたところ・・・
「俺さんは、インタープリターやろっ
重複もできるし
今日13時半から、説明会あるから、
おいでっ(笑笑)」
断る理由もないまま、一応承諾、動物園スタッフに本登録申込書を渡すついでに、午後も参加する旨、申し伝えます。
第2期「変態系インタープリター」爆誕の瞬間です。
13時過ぎに再び岐山市民センターに着くと、スタッフさんから「たいちゃん、マレーグマさんチームでいいですか?」
なに?クマ(喜)??
聞けば5チームに分かれて、それぞれ特定の動物について活動しているとのことで、俺は参加人数が少ないマレーグマ(クマ)さんチームとのことです。
クマさんチームはスタッフ3名、インタープリター3名で活動していますが、皆さんやる気に満ちあふれています。
昨年はニホンツキノワグマの食性について、ゲーム形式のイベントを考案しています。
今年は年末までマレーグマについてのプログラムを考え、練習して行くとのことです。
と言うわけで、正式な加入を待たずして活動を開始した見習いインタープリターですが、どおなることやら・・・
楽しみです。