たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 第51節 安佐動物公園戦

2022年07月21日 05時42分56秒 | クマと動物たち

ダイくんお久しぶり!!

 

7月16日(土)

3連休ですが、コロナも増えてきつつある昨今、今週はおとなしくしておこうと思ってたのもつかの間、安佐動物園のマルミミゾウ「ダイ」くんの公開が始まるということで、急遽、安佐動物公園に行くこととします。

 

まずはお話を進める前にアフリカゾウについて豆知識を・・・

アフリカゾウには2種類いて、サバンナゾウとマルミミゾウと言われています。

一般的なアフリカゾウは、すなわちサバンナゾウで大きな体と立派な牙が象徴となっています。

一方で、マルミミゾウは体が小さく、耳が丸っぽい、心持ちしっぽが長いような気もします。

実はマルミミゾウ、日本に2頭しかおらず、秋吉台サファリランドのオスのダイくん、そして安佐動物公園のメスのメイちゃんです。

共にアフリカゾウとして日本にやってきたのですが、「なんかこいつ体が小さいゾウ(?)」ということとなり、遺伝子を調べたらマルミミゾウであったという経緯があります。

そして、ダイくんとメイちゃんは同じゾウの保護施設の出身ということで、もしかしたら幼馴染だったのかもしれません。

何にしろ、日本に雄雌1頭ずついるわけですから、当然、「繁殖できないかな」という話になり、秋吉台から安佐動物公園にダイくんを受け入れ、繁殖を目指すことが決まりました。

安佐では新しい獣舎と放飼場を建設し、万全の態勢で迎え入れることとしております。

が、この間、新型コロナの影響や植栽のトラブルで工事が遅れ、やっとこさ工事が終了、そして本年6月にダイくんは無事に移動が完了し、本日7月16日にお披露目ということとなった訳です。

 

 

これは、行くでしょ!!

 

 

ホームページでは、オリジナルのダイくん缶バッジを先着100名に配ることとしております。

これはもう新施設のテープカットとお披露目、そして市長挨拶やらなんやらかんやら。

テレビ、新聞社、コアなゾウファン、下手したら地元の国会議員とか等々、入り乱れて参集されるのではないかと想像しております。

我が家も気合を入れ、9時必着を目指し、朝食を抜いてまで高速を1時間ぶっ飛ばして、安佐動物公園に到着した次第です。

 

だが、しかし・・・

 

空模様も微妙なこともあるんですが、お客様は超まばら。

8時45分に到着した時点で駐車場には3台しか車がありません。

 

チケット、と、言うより駐車場チケットを買うのも、入園も先頭で入園です。

入口で、ふと見るとカゴに「ダイくん缶バッジ」が「ご自由にどうぞ」的に置かれております。

それでも現地で何かイベントがあるのかな、と、超マッハで新ゾウ舎に向かいます。

 

振り向けば、

ゾウファンらしき方、1名。

カメラを持った老夫婦1組。

そして我が家・・・

 

現地では広報さんと飼育員さんがおられましたが、後は何にもありません。

ええっ、7名です

 

ええっ、見事な

気合の『ホイルスピン』

です。

 

それでも、新ゾウ舎でくつろぐダイくんを見て、心を落ち着け観察をしてみます。

 

ところで・・・

 

ゾウってホントに頭がいいんですよ。

いつぞや秋吉台時代にマスト(発情期)の時にダイくんの展示場に行ったところ、荒れ狂っており、水をかけられたことがあります。

2週間後、再びダイくん展示場に行ってみると、すっかり落ち着いたダイくんがおりまして、展示場の向こう端から走って寄ってきて、鼻を上げて挨拶してくれます。

なんだか「あの時は大変失礼しました」と、お詫びをされたみたいです。

もちろんその後は、おやつを上げて仲直りなのです。

 

今回、久しぶりにお会いしたところですが、はじめは気まずいのか朝のエサを食べながら、ちらちらこちらを眺めつつ、唯一近づけるモートへの降りる扉が開かないか鼻で確認し、無理と分かれば近づいてきて鼻を上げて耳を広げて挨拶をする。

何気ない愛想を振りまく動きかとも見えますが、尻尾が上がっていることから少々興奮していることが見て取れます。

小一時間、観察し、お嫁さんのメイちゃんも見て、チーターまで見て回ります。

 

10時30分、一旦園を出て、バスとアストラムで市内を目指します。

 

小一時間で大通りまで行き、アーケード街の中にある「ひろしま夢プラザ」を目指します。

こちらでお仕事上関係がある業者さんが出展し、イベントをしておられるので、軽くご挨拶しておきます。

お手伝いするほどは忙しくはない模様なので、新製品を一つ購入し、次の目的地に向かいます。

 

次はお昼御飯です。

ここまで来たら「本場のお好み焼きを食っておきましょう」という訳で、歩いて10分程の「お好み村」に来てみます。

 

こちらは2階から4階まで多くのお好み焼き屋が入っており、より取り見取り(?)です。

今回は、吟味する時間もめんどくさいので、頭に浮かんだ数、「223」を基に店選びです。

 

223??

2階の右側3番目・・・

「焼道楽」というお店でした。

 

実際、お好み焼きなんか8割方、ソースの味なんだから、よほどひどいところ以外は大体同じ感じです(当社調べ)。

今回お伺いしたお店は、キムチとトッポギを隠し味にした、韓国風味のお好み焼きでした。

ええっ、美味しかったですよ。

 

食後に、近くのパルコでやっているガンプラフェア的な何かに行ってみますが、あまりの行列に、尻尾を巻いて退散です。

再び、アストラム、路線バスを乗り継ぎ、安佐動物園に戻ったのは13時50分頃です。

 

再入園し、残りの半周、そして再びダイくんの様子を見て、16時前に駐車場の車に戻り、軽く仮眠をとります。

 

 

 

軽くと言いつつ1時間半、がっつり居眠りしてしまい、気が付けば閉園時間の16時30分です。

 

退園してきた嫁に、夕食、どうするか聞いたところ「お好み焼き」だそうな。

 

えっ、ええ・・・

(昼、食ったな・・・)

いつも贔屓にしている大竹市の「おこのみ村」は、人気爆発のため土日は入れないかもとのことですので、動物園の付近で新規店舗を探してみます。

 

お好みハウスABC

よくわからないままに入店しましたが、これはこれで美味しいです。

俺は「焦がしねぎマヨ焼き」を注文。

ねぎ大盛の上にマヨネーズをかけ、バーナーで焙るというお好み焼きです。

旨いです!!

 

今度からココでいいや・・・

 

そこそこ満腹になり、後は山陽自動車道で1時間20分、明るいうちに帰宅です。

コメント
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